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キッチンをタイルでリフォームする費用は?

キッチンの壁に適した建材としてタイルは非常に人気があります。ここではタイルを使って個性的なキッチンを実現するキッチンリフォームの気になる費用についてご紹介します。

代々木上原のリノベーション1
掲載事例:代々木上原のリノベーション1(ken-ken inc.,一級建築士事務所

キッチンタイルの張替え費用には「材料価格の費用」「施工の費用」がある。詳細は下で紹介するが一般的には、以下が相場の費用感です。

Point

キッチンタイルの張り替え費用
施工費用+材料第含み 16,000~35,000/m²

正確な費用は、複数のリフォーム会社に現場調査を依頼し見積を比較して判断する。

キッチンをタイルで飾る場合のメリットとデメリット

さて、まずはじめにタイルを使ったキッチンリフォームのメリットとデメリットをご紹介します。タイルは人気で、キッチンなどの水廻りに適した建材ですが、もちろんデメリットもあるため、しっかり検討することをおすすめします。

メリット

・耐火性や耐久性が良く、傷もつきにくいので、キッチン周りには最適
・油や調味料・洗剤の跳ね等でシミの変色が付きにくいのも特徴
・花柄やカントリー風、無地、グラデーションなどバリエーションが豊富なので、デザインを楽しめる

デメリット

・床に使う場合クッション性が全くないため、食器等の硬いものを落とすと割れる
・冬場の床は素足で歩くと冷たいる
・タイル目地に油汚れが染み込むので、掃除が大変です。特にコンロ周りは汚れのお手入れが頻繁に発生するため注意しましょう。

以上のように、おしゃれで長持ちするキッチンを実現するために、タイルを使うのはおすすめですが、掃除などの手間が発生することは覚悟した方がいいでしょう。つまり、掃除が簡単に済むようにという要望の強い方に、タイルは不向きといえます。

キッチンリフォームでタイルに張り替える費用

キッチンリフォームで壁や床をタイルへ張り替える場合は、使うタイルの素材によっても費用は異なります。また、施工費用の他に既存の床・壁材の撤去処分費用も必要です。 ここでは、もう少し詳細にキッチンをタイルへ張り替える際の費用をみてみましょう。

例)キッチンスペース18m²、スタンダートなタイル材料を使用
材料・施工費用 16,000×18m²=28.8万円
撤去費用 約1.5万円
総計 30.3万円

先にも説明した通り相場費用として、施工費用+材料代含みで16,000円〜35,000円/m²。上記は、キッチン18m²にある壁や床を総てタイルへ張り替えた場合、施工+材料費の16,000円に面積18m²で28.8万円、タイルはスタンダートなタイルとしてます。さらに撤去費用をプラスすると、全体で30万円程度ということが分かります。
タイルにこだわりハイグレードなものを選んだ場合は、さらにプラスになりますが、相場は18m²で30万円程度とおさえておくといいでしょう。

DIYでキッチンをタイルに張り替える場合の費用は?

最近人気のDIYで、キッチンを素敵にリフォームしたいという方も多いでしょう。特にキッチンの壁などにタイルシールを使ってお洒落なキッチン空間をDIYで実現する人も増えているようです。ここでは、そんなDIYした場合とプロに依頼した場合の費用相場を比較してみます。
もちろん、プロに依頼するよりDIYは安価であることから人気ですが、材料を揃えるところから、自分でタイル貼り付けるなどの作業時間等、トータル的にどちらが合っているのか、しっかり判断されることが賢明です。

DIY 例)キッチンスペース18m²、スタンダートなタイル材料を使用
1m²に必要なタイルの費用 8.5万円
材料費 18m²×8.5万=15.3万円
DIY費用 15.3万円

参考費用をみる限り、DIYの方が安価にタイルと取り入れられるということが分かります。ただしタイルシールを貼るだけと思って安易にDIYを選択してしまうと、接着面が弱く時間が経つと落ちてしまうといった失敗談もあるそうです。そうなるとせっかくDIYで好みのキッチン空間にしても、その時間と労力の無駄になってしまうという残念なことに。また周囲が汚れないように養生シートやマスキングテープなどを使って養生するのにも時間がかかります。何より慣れない作業ですから、必ず時間がかかることは間違いありません。
タイルを貼る箇所がもろければ、タイルの重みにも耐えられないといった場合もまれにあります。DIYでキッチンのタイルを張り替える場合にも、計画前に事前に確認が必要です。

タイルも様々な価格帯を展開していますが、自分のオリジナルのデザインやタイル素材にこだわって、キッチンをおしゃれにしたいという方も多いため、DIYを選択しても相場費用が思ったよりも高くなる傾向にあるようです。

キッチン壁材のタイルとパネルを特徴やリフォーム費用で比較

キッチンのコンロ周りの壁は、タイルかパネルが一般的です。パネルはタイルと異なり、凹凸もなく、汚れなども簡単にお手入れできるため、キッチンに最適な建材といえます。 ここでは、タイルとパネルを比べていきます。

リノベーションでも高気密・高断熱 掲載事例:リノベーションでも高気密・高断熱(株式会社コトブキホームビルダー

タイル パネル
施工費用(材料費込) 16,000円〜35,000円/m² 10,000~25,000万円/m²
メリット 耐久性が高い
意匠性が高い
お手入れ・掃除が簡単
値段が安価
デザインの種類が豊富
デメリット 目地のお手入れが手間
びひ割れしやすい
見た目の華やかさなどが劣る
選ぶ素材によるが、傷が付きやすい

キッチンのパネル素材は主に4種類あります。合板・ステンレス・アルミ・ホーロー。この中で特に高額なのが、ホーローです。パネルには、規格のサイズがあるためタイルより安価に済むメリットがあります。パネルで特に好まれているのは、この費用面とデザインやカラーバリエーションが豊富な点です。

さてここまで、キッチンの床や壁をタイルに張り替えるリフォームの費用についてまとめてきました。タイルは素材としの耐久性など、キッチンに最適な建材といえます。また、タイルの取り入れ方次第で完全オリジナルのデザインも期待できます。
その分、一般的に使われるパネルなどの建材に比べリフォーム費用は割高になるようです。しかし、キッチンをオシャレで素敵な空間にするために、タイルという選択をする方も増えています。リフォーム費用を抑えるコツとしては、全体をタイルにせずにポイント使いとしてタイルを活用する方法などもあります。キッチンにタイルを使う際には、ぜひリフォーム会社に相談してみるといいでしょう。そういったコストを抑える方法も教えてくれるはずです。

キッチンでタイルをどんなデザインに、どこに使うかなど想像すると楽しくなりますね。タイルを使ったキッチンのコーディネートをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。(詳細はこちら

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