間取り変更にかかる費用はどのくらいかご存知でしょうか。
戸建てをフルリフォームする際に間取り変更を含めた費用は、20坪で約800万円。マンションでは40m²で約600万円程度です。 もう少し詳細に考えると、壁の撤去だけでも、壁の他に床や天井などの補修が必要となります。その補修内容 によって費用が大きく変わります。
ここでは、そんな間取り変更にかかる費用について、代表的な目安価格をご紹介します。 あくまで参考としてご覧ください。
D+K+L→LDKへ(16帖程度) |
100~300万円 |
壁の撤去と簡単な補修 |
25~40万 |
リビングとダイニング(洋室)を繋げてフローリング・壁・天井を全張り替え(12帖) |
40~70万 |
*上記2つの工事内容は一例となります。その他に付帯工事費は含みません。
部屋数を増やすために、間仕切り壁を設置する工事の費用感
間仕切り壁の設置 |
5~25万円 |
壁とドアの取り付け |
10~22万 |
引き戸の取り付け |
10~15万 |
ロールスクリーンの取り付け |
5~8万 |
上記以外にも、間取り変更により水回りを移動するなどの場合は、追加費用がプラスでかかります。あくまで目安価格と考え、ご自身の希望と予算にマッチする内容を提案してくれるリフォーム会社を探すこともポイントです。
コストダウンのポイントをおさえて賢くリフォームしましょう
まずは手間のかかる工事を避けることがコストダウンのポイント。手間のかかる工事とは以下のようなものが代表例としてあります。
●水廻り(キッチン、浴室、トイレなど)の移動
●階段の位置を移動する
●階段の段数を増やす
●廊下を広げる
●間仕切り壁を撤去する
掲載リフォーム事例:リノベーションでも高気密・高断熱(株式会社コトブキホームビルダー)
部屋数を増やすために、間仕切り壁を設置する工事の費用感
水廻りや階段の位置を移動する等は高額になりやすい
水廻りの移動を含むリフォームでは、給排水管や 電気配線なども合わせて動かすことが必要なため、その分費用がかさみます。階段の移動・階段の段数を増やすことは、階段周りの内装・構造に手を入れる必要があり、階段本体の費用以外に階段周辺の工事費用が加算されます。 壁の撤去なども撤去したい壁が建物の重量、ならびに耐震性能を維持するために必要な耐力壁である場合も多く、構造計算や補強工事が必要となります。
何かの位置を移動することや、空間を広げるために何かを撤去するなどの際には、それを実現するために様々な箇所に気を配る必要があります。そのため、費用が高額になる可能性があることをしっかり把握しておくとよいでしょう。
工事期間が短いリフォームは低予算で実現できる
基本的に工事期間が短いリフォームは費用が低価格になる傾向があります。
いちばんの理由は人件費。1日で終わるリフォームと1週間かかるリフォームであれば、当然、1週間の工事期間の方が人件費は高くなります。また工事期間が長ければ、人件費以外にもその他の出費が増えてしまいます。例えば、長い工事期間では住みながらの工事は難しく、仮住まいが必要となり、その引越し代や家賃が増えてしまう場合がありますが、工事期間が短ければ、仮住まい等は考えなくてよい費用であり、その分リフォームも低予算におさえることができます。
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複数業者の見積もりを比較することで、お得にリフォーム?
知り合いからの紹介やご自身で探された1社だけで、リフォーム工事をしようとしていませんか?
リフォームをコストダウンする上で一番重要なのは、複数のリフォーム会社に見積もりを依頼し比較することです。
1社だけでは、その見積もり金額が妥当かどうかの判断はできません。またリフォーム会社に相談する際には希望の工事だけではなく、費用への不安や現状の問題点などもしっかり伝えるようにしましょう。そうすることで、費用をかけない解決策などプロならではの視点で教えてくれることも。そんなリフォーム会社の対応力を見極めることができ、安心して任せられる会社がどこなのかの判断材料にもなります。
リフォーム会社によって提案内容も見積もり金額も異なるため、必ず1社ではなく3社程の複数の会社に相談し、見積書を比較することをおすすめします。
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