戸建空間を調和する「格子間仕切りの家」

5人家族の快適な暮らしを実現する築30年の戸建をフルリフォームした事例。3人の男の子の気配を感じるられるよう、勉強スペースはキッチン横のリビングに配置。どの部屋へ行くにも、LDKを通るような間取りも工夫したポイントの1つ。全体的に和モダンな雰囲気の落ち着いた中に、奥まで光を届けるように、格子をアクセントとして使用したセンスある空間に仕上がりました。

部位別ギャラリー

既存ＡＬＣを活かし、ガルバリウム鋼板を貼り付けるカバー工法。低コストながらも、印象の全く異なる外観を実現

Before：外観

玄関は大容量のもの入れを設置。格子の先から坪庭を望めます

格子を介してダイニングの白い空間へ

リビングソファの後ろにはワークスペース。日々の作業や宿題もここで

3階LDK。ダイニングは朝日を浴びながら朝食がとれるよう、明るくて気持ちの良い空間を目指しました

リビングから各部屋へ。壁はエコカラットで和モダンな雰囲気

格子はひとつの空間を緩やかに分節し、光を拡散

和室。襖を開けると、玄関ホールとひと続きに。奥行のある空間を演出

ご主人がこだわった、1.5坪のジャグジータイプのお風呂

家族で同時利用できる、2組の洗面台。鏡の中にもコンセントを設置してあり、機能的

間取り図

お客様の声

我が家は男の子3人の計5人家族。その為、リフォームするにあたり1番にお願いしたいことは、「いつでも子供の姿がわかるように、子供部屋へはリビングを通ってから」でした。子供たちの勉強はもちろん、日々の作業に役立つワークスペースや、男子用トイレ、2つの洗面器など、私たちの生活がスムーズに運ぶ工夫がいくつも盛り込まれている図面を見て、とても驚きました。本当にリフォームしてよかったなぁと感謝しております。

担当者の工夫したポイント

和風モダンな住宅にしてもらいたい。というご主人のご要望と、それぞれの部屋で求められた機能に合った素材を木製の間仕切りでデザイン統合していく手法をとりました。ダイニングは白を基調としたタイルの床や、塗装仕上げの壁、採光を確保できる面なので、反射率の高い素材を使い、部屋の中心まで明りが届くように選定しています。

リノベーションDATA