リフォーム東京都葛飾区新小岩
Awn[アウン](有限会社セレナ)
戸建多機能格子のある家へ
元、診療所兼ご自宅を二世帯住宅に一部リフォームした事例です。高齢のお母様の気配を常に感じられるように1階にあった診療所スペースLDKとすることで家族のコミュニケーションを図れるような住まいとなりました。しかし元、診療所は開放的なためプライバシーをどう保つかが重要な課題。そこでLDKとなるその部分に格子壁を設置し、風や光を取り込みつつ、プライバシーも保たれる工夫を施しました。一部回収することで、ご家族の憩いのスペースを作り上げたリフォーム事例をぜひご覧ください。
部位別ギャラリー
外観 格子は景色との調和と経年劣化を考え、濃い目のトーンに塗装を重ねています
Before:外観
リビング 照明とソファは診療所当時のものを再利用
内装は明るくぬくもりを感じる、ナチュラルな白ベース
新たに設置した、構造補強の筋交い。補強とつながりのある仕切りの2効果に。
Before:診察室
システムキッチン 既存窓を生かして明るいキッチンになりました
手洗い下の収納は、既存の貴重な無垢材造作をそのまま残してあります
既存の壁を残した造作棚。家具がキッチン、リビング、ダイニングをゆるやかに仕切ります
格子の内側は憩いの縁側。ベンチはたたんで収納できます
風や光を取り入れ、プライバシーも保護。傘立て、鉢植、郵便受けに巣箱・・・暮らしに様々なコトを生み出します
間取り図
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お客様の声
高齢の母が2階に暮らすのには不便を感じ始めていた事が、リフォームのきっかけです。素人なので、あれこれと思うままに相談していましたが、予算の事も含め、ひとつひとつ丁寧に応えていただけました。母の存在がいつも感じられるようにとの要望もかなえていただき、元の診療所から劇的にリフォームができて満足しています。
担当者の工夫したポイント
もともと診療所というオープンな空間だった為、住居に改修した場合、プライバシーが保たれないという問題がありました。そこを多機能な格子というアイデアで提案。ただの目隠しではなく、様々な楽しい機能を持たせました。診療所の雰囲気を残したいというお施主様のご希望もあり、ソファや照明などは診療所既存のものを残しています。思い出や記憶を感じられる要素は残せるのも、リフォームの面白いところです。
リノベーションDATA
物件種別 | 一戸建て |
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工事年度 | 2010年 |
所在地 | 東京都大田区 |
構造・工法 | 木造 2階建 |
工事期間 | 60日間 |
築年数 | 40年 |
総費用 | 1,200万円 |
施工規模 | 63m2 |
仮住まい | 有り |
工事内容 | 一部改装、造作家具、外構工事 |