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自宅をリノベーション!減築か増築ならどっちに改装する?

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自宅をリノベーションする時、自宅が狭かったり不便なところがあると増築をしたり、逆に部屋数を減らして代わりの部屋にするといった減築の方法などがあると言えるでしょう。どうしても部屋の数や収納場所が足りない場合などでは増築する選択肢がありますが、家が広くても生活が不便に感じることもあるので減築する選択肢がありそうです。そこで今回のアンケートでは、リノベーションするなら減築か増築のどちらかうかがってみました。

増築か減築ならどちらに改装する?

【質問】減築OR増築、あなたの家をリノベーションするならどちらですか?
【回答数】 減築:44 / 増築:56

自宅をリノベーション!減築か増築ならどっちに改装する?

部屋を広くしたい?増築すればのびのびと暮らせるようになる!

アンケートの結果によると、約6割の人が増築したいと回答していました。

・いろいろ増やして、少しでも活用できる空間を作って、荷物などを整理したいから(30代/男性/自営業(個人事業主))
・押し入れにしまっている趣味の物を飾ったり並べたり、ゲームや本も好きなので大型の液晶や本格的な本棚を置ける自分の楽しめる部屋を増築して作りたいです。(40代/女性/パートアルバイト)
・家族が多いので部屋数が多い方が助かるし、広々とした空間でのびのびと子供たちには育ってほしいから。(30代/女性/専業主婦)

部屋が狭いと荷物などの置き場所に困ってしまいますし、家族で住む為にも増築して広い空間で暮らしたいようです。部屋が広くなればその分荷物などを整理することが出来ますし、置き場所に困っていた物などを置ける部屋や趣味の部屋などを作ることが出来るでしょう。子どもをのびのびとした空間で育てる為にも、増築して子どもの成長を見守る方が良さそうです。

減築することで自宅を有効的に活用出来るようにしたい?

しかし、反対に約4割の人が減築したいと回答していました。

・将来住むことになりうる実家は広すぎるので、維持管理が楽なように小さくしたいです。(40代/女性/専業主婦)
・現在、持っている家が広すぎると感じていて、掃除や管理が大変なので、もっと狭くできるものならと思っているからです。(30代/女性/専業主婦)
・これからは、無駄に広い部屋などはいらないと思います。コンパクトな住宅が理想的です。(40代/女性/自由業・フリーランス)

部屋が広いとのびのびと過ごすことが出来るかもしれませんが、広ければ広いほど維持管理が大変になってくるので減築した方が負担が少なくて済みそうです。広いと毎日の掃除も手間がかかりますし、維持管理にも労力を必要とするのでコンパクトにまとまった住宅にしたいのでしょう。さらに、家が広くても持て余すだけになる恐れがあるので、快適な空間にするためには減築の余地があるのではないでしょうか。

初めは広い部屋が良いが、歳を取るとコンパクトな家に住みたい?

今回のアンケート結果では半分以上の人が増築リノベーションをしたいと考えているようですが、部屋が広くても維持するのが大変なので減築したいという人も数多くいるということが分かりました。
部屋の広さによって快適な生活が出来るようになれば、逆に維持管理などで大変になる場合もあるので一長一短があるかもしれません。子どもがのびのびと成長する為にも広い部屋にしたいでしょうし、増築しても掃除やその他のことで管理が行き届きにくくなるかもしれないので、自分にとってどんな住まいが住みやすく感じるか、ライフスタイルなども考慮して進めたいものですね。

  ■調査地域:全国
  ■調査対象:年齢不問・男女
  ■調査期間:2015年08月04日~2015年08月18日
  ■有効回答数:100サンプル

住生活コンサルタント 小野 信一住生活コンサルタント 小野 信一

住生活コンサルタント 
小野 信一
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
一般消費者への家づくり情報を発信する「ハウスネットギャラリー」を運営する一方、「欠陥住宅を造らない会」、「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。一般消費者への住まいの相談業務は2500人以上を数えます。
その豊かな実例をもとに“家づくり必勝法”(NHK出版)を発刊。
経済産業省 住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会委員。 日本FP協会会員。

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