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【衝撃】リフォーム、マンションは●●、戸建ては▲▲しないと損!失敗事例から学ぶ対策

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リフォーム・リノベーションは、大きくわけて戸建てリフォーム、またはマンションリフォームに分類されます。そして、戸建てリフォームとマンションリフォームでは、計画の進め方、考え方が大きく異なます。ライフスタイルの多様化に伴い、リフォームに対するニーズも多様化しています。戸建てとマンション、それぞれの特性を理解し、最適なリフォーム計画を立てることが重要です。

戸建てリフォーム

戸建住宅は、木造軸組工法、木質パネル工法、2×4工法、鉄筋コンクリート造、鉄骨造など構造・工法によってリフォームの自由度がまったく異なります。構造を無視した間取りの変更、吹き抜けをつくる、1階・2階の増築は、構造・工法によっては耐震・耐久性を落とす可能性もあり、安全性にも関わってきますので、リフォーム会社の選定とあわせ、慎重に対処しなければなりません。

また、建ぺい率や容積率などの法的規制により、地下室の増築や敷地いっぱいに増築することに制限をうけるほか、リフォームの規模によっては建築確認申請が必要になるなど、予算やスケジュールに注意する必要があります。さらに、不満・不安を解消するリフォーム計画とは関係なく、屋根、壁等の定期的な修繕・メンテナンスも必要となります。住宅履歴情報システムを活用することで、過去の修繕履歴や点検記録などを確認し、適切なメンテナンス計画を立てることが可能です。

戸建住宅で比較的自由度が高いのは、水廻りの変更、ならびに電気設備や建具の変更。ただし、IHクッキングヒーターに交換する場合は、分電盤の交換が必要になったり、ドアやサッシを交換する場合は、お住まいの地域の防火規制を確認する必要があります。スマートホーム化に対応した設備導入も人気を集めており、照明や空調などをスマートフォンで操作できるようになることで、快適な生活を実現できます。

戸建てリフォームの場合の注意点

  • 構造工法によってできること、できないことが大きく変わります。まず、耐震診断を受ける(できれば営業担当者による目視確認ではなく、第三者機関による調査)。自治体によっては耐震診断の費用を補助する制度も利用できます。
  • 5年毎のメンテナンススケジュールに沿って、計画的に効率いい修繕計画と目的別のリフォームを行う。住宅の劣化状況を予測し、最適なメンテナンス時期を提案するサービスも登場しています。
  • 屋根と外壁工事のように、足場を組む仮設工事が含まれるものはいっしょに行なうと長い目ではコストダウン。複数の業者に見積もりを依頼し、価格やサービス内容を比較検討することが容易になっています。
  • 住みながらのリフォームは割高になるほか、想像以上にストレスが。仮住まいも検討。仮住まい先を探すためのプラットフォームや、リフォーム中の生活をサポートするサービスなども提供されています。
  • 建て替えるべきか、リフォームするべきか、住み替えるべきか、シミュレーションしながら比較検討。不動産価格の変動予測や、将来的なライフプランなどを考慮したシミュレーションを行うことが可能です。

マンションリフォーム

マンションには専有部分と共有部分があり、リフォームができるのは、基本的に玄関ドアの内側からサッシ内側までの専有部分になります。

『ラーメン構造』のマンションの場合は、室内の間仕切り壁のほとんどを撤去・移動することができますが、『壁式構造』の場合は間仕切り壁も建物を支える構造体であることが多く、撤去することができません。どこまで間取りが変更できるかは、上記の建物構造との兼ね合いから変更の自由度が大きく異なります。マンションの構造図などをオンラインで確認できるサービスも登場しており、事前にリフォームの可能性を把握することができます。

水廻りの変更や電気設備の変更にも制限があります。水廻りの変更は、給排水管の位置と構造、床下空間の余裕の有無で、キッチンやトイレをどこまでどのように動かせるかが決まります。2025年現在では、既存の配管位置を考慮しつつ、最新の設備を導入するための技術も進化しており、自由度の高い水廻りリフォームが実現可能になりつつあります。

マンションリフォームで自由度が高いのは、壁材・天井材の貼り替えや塗り替え、室内ドアなどの建具の変更です。ただし、床材については、下階への音の配慮から制限される場合があります。したがって、床材の変更にあたっては、管理規約と照らし合わせたり、変更前に管理組合の許可が必要になると考えて差し支えないでしょう。遮音性の高い床材や、防音対策を施したリフォーム技術なども開発されており、音の問題を軽減することができます。

また、意外に知られていないのが天井高を上げること。天井裏も専有部分になることから、構造体のコンクリートの内側までなら、配線や配管、ダクトなどに配慮すれば、天井板を外して天井を高くすることができます。天井高を高く見せるためのデザインや、照明技術なども進化しており、空間をより広く感じさせる工夫が可能です。

マンションリフォームの場合の注意点

  • 床材の変更は、あらかじめ管理規約を確認(カーペットからフローリングなどへの変更禁止事項など)。2025年現在では、管理規約に適合した床材や、リフォーム方法を提案するサービスも登場しています。
  • 共有部分(玄関ドア、窓、ベランダ、構造躯体など)の工事は特に注意。共有部分に関するリフォーム申請をオンラインで行うことができ、手続きが簡略化されています。
  • マンション共有部分、近隣、上下階などへの配慮は忘れずに。工事中の騒音を最小限に抑えるための防音対策や、近隣住民への配慮に関するアドバイスを提供するサービスも存在します。
  • 住みながらのリフォームは困難。工期を遅らせる原因で見積もり金額も上昇してしまいます。仮住まい先を探すためのプラットフォームや、リフォーム中の生活をサポートするサービスなども提供されています。
  • 仮住まいの場合は、仮住まい費用ならびに往復の引越し代を考慮すること。リフォーム費用と仮住まい費用をまとめてローンで借りられる商品も登場しており、資金計画を立てやすくなっています。

戸建て vs マンション リフォーム、成功の鍵とは?

戸建てリフォームとマンションリフォーム、それぞれに異なる注意点や制約があることを理解した上で、以下のポイントを押さえることで、リフォームを成功に導くことができます。

  • 専門家への相談: 構造や法規制、マンションの管理規約など、専門的な知識が必要な場合は、必ず専門家に相談しましょう。オンラインで気軽に相談できるサービスも充実しています。
  • 情報収集: 複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。リフォームに関する情報を集約した比較サイトや、口コミサイトなどが充実しており、業者選びの参考にすることができます。
  • 将来を見据えた計画: 将来的なライフスタイルの変化や、家族構成の変化などを考慮し、長期的な視点でリフォーム計画を立てましょう。
  • 信頼できる業者の選定: 実績や評判、資格などを確認し、信頼できる業者を選びましょう。リフォーム瑕疵保険への加入や、アフターサービスの充実度なども確認することが重要です。
  • 契約内容の確認: 契約書の内容を隅々まで確認し、不明な点があれば、必ず業者に質問しましょう。契約内容のチェックを専門家に行ってもらうサービスも存在します。
ポイントを踏まえることで、後悔のないリフォームを実現できるでしょう。

リフォームに関するご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

住生活コンサルタント 小野 信一住生活コンサルタント 小野 信一

住生活コンサルタント 
小野 信一
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
一般消費者への家づくり情報を発信する「ハウスネットギャラリー」を運営する一方、「欠陥住宅を造らない会」、「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。一般消費者への住まいの相談業務は2500人以上を数えます。
その豊かな実例をもとに“家づくり必勝法”(NHK出版)を発刊。
経済産業省 住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会委員。 日本FP協会会員。

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