リノベーションをするなら山と海でどう変わる?究極の選択!
リノベーションを導入すれば、新築さながらの快適グッドライフが手に入ります。この強みを応用すれば、中古物件を購入して引越し先にきれいな新居を構えるのも、安くてお得に実現できます。問題となるのは、どんなリノベーションを施せば快適かつ最大の効果を発揮できるのか、という点です。同時に、リノベーションを導入するとなれば、地域によってアプローチが変わってくるという現実があります。
そこで、中古物件を購入してリノベーションを施そうとするなら、どのような地域を選ぶべきか?山と海で大きく分けるなら、どちらがいいと思うか?気になる意見をピックアップしてみました。家選びのヒントに是非活用してみてください。
【質問】引っ越す先ってどっちがいい?
【回答数】 山:47 / 海:53
海が持つ遊びと快適さの両立が大正義。夢と現実を両方叶えよう。
山と海ならどっちに住みたい?そんな質問をアンケートで問いかけてみた結果、海に住みたいという意見に軍配が上がりました。
・海は夏になると泳げるし釣りもできるので楽しいし人を呼んでも喜ばれるから。(30代/男性/会社員)
・山だと虫や土砂災害等があり、交通も不便そうなので。海も同様ですが交通の便利はありそうなので。(30代/男性/会社員)
・山間部は人間関係が濃密で部外者が馴染むのには高いハードルがあるから(30代/男性/自営業(個人事業主))
・海の近くだと、新鮮で美味しい魚介類が安く手に入りそうなので海がいいです(30代/女性/専業主婦)
・山は噴火とスズメバチや熊が怖いから。海辺ならマンションの上のほうの階に住めれば、安心できる。(30代/男性/自営業(個人事業主))
全体的に、山を選ぶとなれば生活に苦労する部分が多い、と考える傾向が見えてくる調査結果でした。特に、虫害や自然災害による、生活面や安全面への不安を懸念する意見がよく見られる傾向にあったといえます。加えて、ビーチレジャーを日常で楽しみたい、毎日の食生活で海産物を楽しみたい、そんな思いを抱く人も多く見受けられました。
これらの点から、山暮らしよりも海暮らしのほうが快適で、新しい生活を選ぶなら海を選びたいと考えるのには、頷ける部分が多々あります。
山という選択には、住居メンテナンスを想定した答えがみられる。
海と山のどちらに住むか、この究極の選択で惜しくも負けてしまった山という選択。決して山が悪いというものではなく、こちらにも、選ぶならそれなりの理由があることがわかります。
・海の近くは車や家がさび付いてしまいそう。山は夏でも涼しく過ごせそうなので。(40代/女性/専業主婦)
・土砂崩れと津波なら後者の方がましだが、潮で建物の劣化が心配なので。(30代/男性/無職)
・自然あふれる緑がいっぱいのところで、美味しい空気を吸って過ごしたいから!(10代/女性/学生)
・どっちも嫌ですが、海は潮が家を傷め、風化が早いと聞いたので苦渋の選択です。(40代/女性/専業主婦)
・海は潮風が吹くので洗濯物がべとついたり車や手すりなどが錆び易かったりするから。(30代/男性/無職)
山での暮らしを選んだ人が胸に抱える理由として特に目立ったのは、山のほうが住居メンテナンスが容易だと考えた判断です。住居購入後の問題となる維持費は様々な面でかかりますが、海だと潮風でよりこまめなメンテナンスが必要になるというイメージを抱えている人が多い傾向にありました。つまり、山を選ぶ人の心理には、趣味や楽しさよりも、実益を重視したいという部分があるように見受けられます。
自然と共に生きる部分がイメージされやすい山での暮らしには、住居を長く維持するための発想もあるようです。
楽しさを取るか、それともメンテナンスフリーを取るか?
住居選択で山と海を選ぶ決断の中には、海を選んで楽しい生活を過ごしたい気持ちが見えてきました。リノベーションを中古物件に施してお得な買い物をするなら、住居周辺の充実性も無視できない要素です。その点で、海のほうが毎日を充実できる要素、楽しめる要素が多いと考えられているとわかります。もちろん、海沿いの住居劣化問題についても無視できません。その点については、山を選択して劣化を防ぎやすい環境を選ぶか、こまめに予算を積み立ててリノベーションやリフォームを積極的に行ってメンテナンスを行ってカバーするとよいでしょう。
楽しみを選ぶか、実益を選ぶか?自分がどちらを取りたいかが重要な判断基準だといえます。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2015年07月08日~2015年07月22日
■有効回答数:100サンプル