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リノベーションによる収納テクニック

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住宅での暮らしで問題となることが多いのが、収納です。生活に必要な物品を、各部屋の中に収納しようとすると、まるでパズルのような難解さがあります。しかし、リノベーションの方法によっては、この問題が解決します。ここではリノベーションの際に人気のある収納テクニックについてご紹介します。

リノベーションによる収納テクニック

土足であがれる収納場所を作る

アウトドアが趣味の人は、外出してアクティブに活動しています。しかし、問題となるのは、外で使うアウトドア用品の収納場所です。そのような人には土足であがれる収納場所を作ることが適しています。というのも、靴を履いたまま出入りできるようにすることで、取り出しや収納がとても便利になるからです。土足で出入りができるリノベーションの方法としては、コンクリートむき出しの床にすることでスタイリッシュな雰囲気を演出するという手法があげられます。アウトドア好きな方は、壁に自転車をかけ、床には靴やアウトドア用品を置くといったおしゃれなことをしてみても良いかもしれません。

階段の下のスペースに収納場所を作る

次に、見逃しがちな有効スペースとして挙げられるのが階段の下です。階段として必要な強度さえ保つことができれば、階段の下のスペースは有効利用が可能です。棚を設置しておけば生活用品を収納しておけますし、扇風機の季節によっては使わない家電などを置いておくこともできます。また、リビング内に階段を作る際は、横の面全てを引き出しにしてしまうこともできます。そうすることで見た目を損なうこと無く収納スペースを増やすことができます。また、ディスプレイコーバーとして活用するという手もあります。海外の本を並べたり、インテリアを並べたりすることでおしゃれな雰囲気を出すこともできます。

壁に収納スペースを設ける

また、壁に収納スペースを設けるという技も収納を増やすためには効果的でしょう。リノベーションの施工の中でも、壁面収納は人気がある施工の一つです。部屋と部屋のスペースが十分にある場合は、壁の一部をへこませる形で収納スペースを作ることもできます。また、壁をへこませることができない場合でも、突起を付け加えることで壁掛けの収納スペースを作ることができます。特にキッチンでは使用する物が多いため、収納スペースを多く設けた方が良いでしょう。ただ、収納スペースを増やすのも良いですが、あまりパンパンに収納してしまうと圧迫感が生まれてしまいます。そういう時はディスプレイコーナーを作り観葉植物を置くなどして余裕を持たせると良いでしょう。

住生活コンサルタント 小野 信一住生活コンサルタント 小野 信一

住生活コンサルタント 
小野 信一
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
一般消費者への家づくり情報を発信する「ハウスネットギャラリー」を運営する一方、「欠陥住宅を造らない会」、「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。一般消費者への住まいの相談業務は2500人以上を数えます。
その豊かな実例をもとに“家づくり必勝法”(NHK出版)を発刊。
経済産業省 住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会委員。 日本FP協会会員。

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