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リノベーションとローンについて

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リノベーションは、大幅な住宅のリニューアルに効果があります。しかし一方で、リノベーション工事のための費用の工面が必要です。リノベーションを行うにあって、費用の確保のために利用するケースが多いローンについて紹介します。

リノベーションとローンについて

1. 住宅金融支援機構ってなあに?

リノベーションを行うにあたって必要な資金を確保するには、住宅ローンサービスを利用するという方法があります。その1つとして公の機関である住宅金融支援機構を利用するというのも、資金調達には有効です。住宅金融支援機構は、住宅購入や修繕に必要な資金を安定的に供給することを目的として設けられた、独立行政法人です。公の機関である事から、安心してリノベーションのための資金を借りることができます。低金利での長期に渡る借り入れが可能であるという点も、この機関を利用するメリットとしてあります。住宅の修繕や改良のためのリノベーションを必要としている人たちにとって、他の金融機関と共に、お得な資金調達の手段として注目されています。 近年では、住宅金融支援機構のフラット35を利用したリノベーション向けローンも人気です。これは、最長35年の固定金利で借り入れができるため、返済計画が立てやすいというメリットがあります。 さらに、省エネ性能や耐震性能が高い住宅のリノベーションを行う場合には、金利優遇措置が適用される場合もあります。

2. リフォームローンってなあに?

住宅の修繕には、その規模に応じてまとまった資金が必要です。経済状況によっては、その資金を一度に確保することが難しいといった事もあります。そのような事態に備えて、ローンの利用も視野に入れておいた方がいいです。リフォームローンは、住宅のリフォームを目的として借り入れるローンサービスです。資金の使用用途が定まっている目的ローンである事から、多目的ローンと比較して低い金利で借りることができるという点にメリットがあります。住宅を修繕してまた長く暮らしたいけれども、肝心の資金がないという人のために、リフォームローンを利用する価値は大きいです。行うべき時にきちんとした修繕ができれば、建物の価値を維持し続けることができます。 リフォームローンには、担保型と無担保型があります。担保型は、住宅を担保にするため、金利が低い傾向にありますが、審査が厳しく、手続きも煩雑です。無担保型は、担保が不要なため、手続きが簡単ですが、金利は高めに設定されています。 ご自身の状況に合わせて、最適なリフォームローンを選びましょう。

3. ローンを組む際の注意点は?

住宅のリノベーションなどの修繕を行う際には、ローンの利用機会は多いです。したがってローンを組む際の注意点を押さえておくと、後ほど起こるトラブルを解消できます。ローンを利用する場合、注意すべきポイントとして強調したいのは、あまり長期のローンプランは利用せず、短期で返済することを視野に入れるべきである、ということです。一度住宅の修繕や改築を終えたとしても、またその後には同じくリノベーションなどの工事を行う事になります。そうなると、複数のローンが重なる時期が出てきます。また、ローンの支払いでは、各種の諸費用の負担も伴ってくることが多いため、総合的な費用負担をあらかじめ計算に組み込んでおくことが必要です。あらかじめ、ローンで支払うことになる費用をトータルで把握していれば、あとで出費に困ることはありません。近年の金利上昇傾向も考慮し、変動金利型を選ぶ場合は、金利上昇リスクについても十分に理解しておく必要があります。 固定金利型であれば、返済額が一定であるため、安心して返済計画を立てることができます。繰り上げ返済を積極的に活用することも、利息負担を軽減するために有効です。 ボーナスなどまとまった収入があった際には、積極的に繰り上げ返済を行いましょう。 また、複数の金融機関から見積もりを取り、金利や手数料などを比較検討することも重要です。 インターネット銀行などでは、低金利でリフォームローンを提供している場合があります。

4. 最新のリノベーションローン事情(2024年)

2024年現在、各金融機関では様々なリノベーションローンが提供されています。 金利の低いもの、審査の早いもの、保証料が無料のものなど、各社それぞれ特徴があります。また、自治体によっては、リノベーションを促進するための補助金制度や、低金利の融資制度を設けている場合があります。 これらの制度を活用することで、リノベーション費用を大幅に抑えることができる可能性があります。必ず複数の金融機関や自治体の情報を比較検討し、ご自身にとって最適なローンを選びましょう。

5. リノベーションローンの選び方チェックリスト

リノベーションローンを選ぶ際には、以下の点をチェックしましょう。

  • 金利の種類(固定金利/変動金利)
  • 金利の高さ
  • 融資限度額
  • 返済期間
  • 保証料
  • 手数料
  • 審査のスピード
  • 繰り上げ返済の可否
  • 団体信用生命保険(団信)の加入条件

これらの項目を比較検討し、ご自身の状況に合ったローンを選びましょう。 不安な場合は、専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談することをおすすめします。

免責事項: この記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品の推奨や勧誘を意図するものではありません。 金融商品の選択は、ご自身の責任において行ってください。 最新の情報は、各金融機関のウェブサイトでご確認ください。

リフォームに関するご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

住生活コンサルタント 小野 信一住生活コンサルタント 小野 信一

住生活コンサルタント 
小野 信一
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
一般消費者への家づくり情報を発信する「ハウスネットギャラリー」を運営する一方、「欠陥住宅を造らない会」、「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。一般消費者への住まいの相談業務は2500人以上を数えます。
その豊かな実例をもとに“家づくり必勝法”(NHK出版)を発刊。
経済産業省 住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会委員。 日本FP協会会員。

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