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リフォームとリノベーション、その違いってなに?

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リノベーションという言葉、最近よく耳にするようになったと思いませんか?。家のリフォームというのは以前からよく聞いた言葉だと思われますが、いったいリフォームとリノベーションの違いとは何なのでしょうか。そこで皆さんが考えるリフォームとリノベーションの具体的な相違点についてイメージしていることを聞いてみました。

リフォームとリノベーション、その違いってなに?

リフォームは修理、リノベーションは家を大きく変化させること?

アンケートの結果、リフォームは新築への修復、リノベーションは家の構造の変化と考える人が多く、次いで規模や金額の違いからくる言葉の違いと捉えている人が見られました。

・リフォームは、新築の状態に戻すこと。リノベーションは、新築の状態より魅力的にすること。(30代/女性/公務員)
・リフォームは古くなった建物を前の状態に戻すために工事をすること、リノベーションは古くは無い今の建物をさらに良くするために工事をすることだと思います。(40代/女性/専業主婦)
・間取りの変更や吹き抜けを作ったり、新しい生活空間のために構造から手をいれたりするかの違い(30代/男性/会社員)
・リフォームは、壁紙やシステムキッチンなどを変更して、新築に近いものを作る事で、リノベーションは間取りや水回り含め大規模な改修をして、新築以上の用途や機能を向上させる工事の事です。(50代/女性/専業主婦)
リフォームは一部分、リノベーションは全部自分の思うようにアレンジ出来る。(30代/女性/専業主婦)
・リフォームは一部分の工事、リノベーションは大がかりな工事だと思います。(40代/女性/無職)
・かけるお金の違いがあると思います。リフォームの方がお金がかかると思います。(30代/女性/専業主婦)
・業者に頼んで大々的にやるか自分でコツコツとやるかの違い・・・?(30代/女性/契約派遣社員)

リフォームはあくまで家の設備などを新しくし、新築の時の状態へ現状を復帰させるもの、対してリノベーションは間取りや家の構造、水回りなど大幅な変更を加えより住みやすい空間や、高機能な住宅にするものと考える人が多いようです。リノベーションの方が変える部分が多く、そのため金額や規模に関しても違うといった回答を挙げている人が多いことが伺えます。
いずれにせよリノベーションは魅力的な家に変更していくこと、といったイメージを持つ人は少なくないようです。

今の家の状態によってリフォームとリノベーションを使い分けよう

アンケートの回答を見るとリフォームはきれいな状態に戻しはするものの、あくまで小規模であり、大きな変化はない。一方リノベーションは間取りや構造から変えていき、家を生まれ変わらせるような大規模の工事を行うこと、とおおよその人が感じているようです。またリノベーションを行うことで家は新しい価値を生み出し、さらなる魅力を放っていくと考える意見も見られました。
今の家を気に入っていたらリフォーム、新築よりお金をかけずに大幅に家を生まれ変わらせたいならリノベーションというようにうまく使い分けていくことが、賢い住まいづくりといえるのではないでしょうか。

 ■調査地域:全国
 ■調査対象:年齢不問・男女
 ■調査期間:2015年07月08日~2015年07月22日
 ■有効回答数:100サンプル

住生活コンサルタント 小野 信一住生活コンサルタント 小野 信一

住生活コンサルタント 
小野 信一
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
一般消費者への家づくり情報を発信する「ハウスネットギャラリー」を運営する一方、「欠陥住宅を造らない会」、「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。一般消費者への住まいの相談業務は2500人以上を数えます。
その豊かな実例をもとに“家づくり必勝法”(NHK出版)を発刊。
経済産業省 住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会委員。 日本FP協会会員。

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