『仮住まい』がリフォーム工事をスムーズに終わらせるポイント
いよいよ2014年4月からの消費税カウントダウンがはじまり、2013年10月以降も2014年3月までのお引き渡しを念頭においたリフォーム工事のご契約を済ませた。
またはこれからリフォーム工事のご契約を進める読者の方々は多くなっていると思います。
ただ、工事規模によっては、住みながらのリフォーム工事ではなく『仮住まい』をしてからのリフォーム工事のほうが、よりスムーズに工事を進めることできる場合もあるのです。
リフォーム工事の場合、一般的に『仮住まい』をしたほうがスムーズに工事を進められる条件として、以下の工事内容があります。
● 水廻りの位置を大幅に変更をしたい
● できるだけ早く工事を終わらせたい
● 階段の位置を変えたい
● 家全体の半分以上にわたる部屋の間取りを変えたい
ところが、リフォーム工事などの短期の仮住まいの場合、大家に敬遠されることが多く、部屋が空いていても断られやすい場合が多々あります。仮住まいを借りるのが遅れると、工期に影響を与えローンの支払いにも影響を及ぼします。
ただし『仮住まい』は工事を依頼する側の都合ですので、施工会社が責任をもって請け負う内容ではありません。
よって、工事を依頼するみなさまご自身で手配することが多いことから、いくつか配慮すべき点があるのです。
重要なポイントは、引っ越しにあわせて【不要品の処分】を並行して行うこと。
持ち物が少ない世帯であれば、出入りしやすい家具・家電つき賃貸住宅を選ぶ手もありますが持ち物(荷物量)が多い場合、家具・家電つき賃貸住宅にはすべての荷物は収まりません。
また、トランクルームに荷物を預けると部屋を借りるより割高になる場合が多いことから、全体のコストを優先した場合あまりおすすめできる対応とは限りません。
マンスリーマンションを探す選択もありますが、広いマンスリーマンションは希望する場所になかったり家賃が高かったりして、希望に添えないこともあるでしょう。
引っ越しにあわせて荷物をまとめていくと、古くなった衣服や来客用の布団セット古い家具、更新時期を迎えた家電製品など長年生活していると意外にかさばるものがたくさん出てきます。
ご家族によっては1/3以上の不要品を処分できる場合もあり、結果として仮住まいがすんなり決まったり、引っ越しのコストが圧縮できる場合もあります。
以前に大きなリフォームをしたご近所の方がいらっしゃる場合には、あらかじめ話を聞いておくこともおすすめ。
ずっと空き家になっている家が、仮住まい先として利用されている話もあったりします。
仮住まいを選ぶ基準は、読者のみなさまのご事情によって大きく変わりますが仮住まい費用は、みなさまの形として残るお金ではありません。賢く計画して、できるだけ安く済ませましょう。