浴室の段差はスノコで調整する
最近のユニットバスは、浴室の入り口が脱衣室と同じ高さで段差がほとんどありません。確かにずり足でもスムースに入れますが、最近「子どもや孫たちが入るとお湯が脱衣室にまで溢れて床が腐って落ちそうです。なぜ洗い場と平らにしたのでしょう?」との苦情が多いのです。しかもこれが当の高齢者からですから皮肉な話です。2025年現在、バリアフリー化の意識が高まる一方で、安全性を考慮した設計の重要性が再認識されています。浴室リフォームにおいては、段差の有無だけでなく、水漏れ対策や転倒防止など、様々な視点から検討する必要があります。
1. 段差レス浴室の落とし穴:水漏れ問題
確かに車いすや介護機器の為には浴室の水切り段差は避けたいものですが、意外にもお風呂の水切り段差はあっても、ここでつまづいたり滑ったりする“せっかちな老人”は少ないのです。むしろ若い主婦の方がお湯が溢れて慌てて飛び込んで滑って転ぶ事故の方が多いと言うのです。
それ以上に脱衣室にザバーとお湯が溢れ出るのは問題です。各社この脱衣との仕切りにいろいろ工夫をしていますが、それでも乱暴に入ったり引き戸を開けていたらまさしく溜まりません。2025年現在では、高性能な排水溝や、防水性の高い床材などが開発されており、水漏れのリスクを軽減することができます。
2. スノコを活用した安全対策:段差と水漏れ、両方の解決
そこで私は現在の浴室などあえて水切り段差を残したり、今は少なくなった段差のあるユニットバスを探し出し水切りをしっかりします。その代わり脱衣室と同じ高さにスノコを敷いて段差の解消をするのです。これによってしっかりした水返しが出来、脱衣室に水が溢れ出すことはなく、湿気や床が腐らず安全で、しかも木の香りと足触りを楽しむこともできるのです。
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