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【衝撃】中古マンションリノベの落とし穴!ラーメン構造と壁式構造、どっちを選ぶべき?

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中古マンションを購入して、リノベーションをしたいという人が増えてきています。街を歩けば、いたるところにマンションが建っていることに気がつくはず。それは、いたるところに中古マンションが存在しているということです。新築の分譲マンションを探すよりも、すでに建っている中古マンションを探す方が、自分の好きな立地、好きな場所での生活ができるかもしれません。それも新築マンションよりも安い価格で。2025年現在、リノベーションに対する関心の高まりを受け、中古マンション専門の不動産仲介サービスや、リノベーション費用を含めた住宅ローン商品などが充実しています。賢く活用して、理想の住まいを実現しましょう。

1. 鉄筋コンクリート造の種類:ラーメン構造 vs 壁式構造

分譲マンションの構造の多くは、鉄筋コンクリート造になっています。一般的にRC造とも呼ばれます。

よく「ラーメン構造」とか「壁式構造」といった言葉を耳にすることがあるかと思いますが、このふたつはそれぞれどちらも、鉄筋コンクリート造の一種です。

簡単に言ってしまうと「ラーメン構造」は柱で建物を支える鉄筋コンクリートの建物で、「壁式構造」はその名の通り壁で建物を支える鉄筋コンクリートの建物です。これらの構造の違いを可視化し、リノベーションの可能性をシミュレーションできるVRツールなども登場しています。

2. 構造の違いがリノベーションに与える影響

どちらも鉄筋コンクリート造なら、どちらを選んでも大丈夫。と思われるかもしれませんが、実はこの構造の違いをしっかりと把握した上で物件を購入しないと、リノベーションをする際に困ってしまう事態になることもあるのです。思い通りのリノベーションをするためにも、事前の確認が欠かせません。

2.1 ラーメン構造

ラーメン構造は柱で建物を支えていますので、室内にある既存の壁は構造上計算に入れない、非耐力壁である場合が多いです。これらの壁は撤去をすることができますので、リノベーションの自由度は高いでしょう。その代わり、柱や梁の形が室内に出てきます。

2.2 壁式構造

壁式構造は壁で建物を支えていますので、柱がありません。ですので、柱の形が室内にでてくることがなく、すっきりとしています。

その代わり、室内にある壁の多くは構造上重要な壁のため、撤去することができません。ラーメン構造の建物に比べると、リノベーションの自由度は低いことは事実です。2025年現在では、壁式構造であっても、壁の一部をくり抜いたり、開口部を設けることで、空間の開放感を演出するリノベーション技術も進化しています。

3. 構造よりも大切なこと:事前の確認とイメージ

では、ラーメン構造の建物を探すのがベストなのか。というとそうとも限りません。

壁式構造の建物であっても、その壁を活かしながら理想の空間を実現できそうであれば良いのです。重要なことは、構造の種別というよりも、事前にどれだけ確認をして、イメージを膨らませることができるか。2025年現在では、オンラインで3Dモデルを作成し、様々なリノベーションプランを試すことができるサービスも人気を集めています。

中古マンションのリノベーションで一番大切なことは、事前の確認とイメージだと思います。

リフォームに関するご相談は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

建築家 秋山 怜史建築家 秋山 怜史

建築家 
秋山 怜史
秋山立花 一級建築士事務所

秋山立花 一級建築士事務所 代表
 設計事務所を経て2004年独立。 2008年 秋山立花一級建築士事務所 設立。
 「家が居心地が良すぎて、出不精になった」と言われるほど「居心地の良い空間」を設計することに長けた建築家。 また『社会と人生に新しい選択肢を提案する』をコンセプトに、ペアレンティングホームやcosmosをはじめとした中古物件を活用した家づくりや地域活性のためのプロジェクトなどを手がけています。
保育、不動産のプロフェッショナルと協創した「ペアレンティグホームプロジェクト」は日本で初めての事業生のあるシングルマザー専用シェアハウスとして、各方面で評価されています。
 「家の設計」を通して、居心地の良い、人生の安らぎと楽しみとなる空間をつくりあげることが目的です。

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