リノベーションをしよう!そのきっかけは?
リノベーションという言葉をよく聞きますが、リフォームとは何が違うのでしょうか。リフォームとは内装や外装の工事で、リノベーションとは大規模改装し、家の機能や価値を高める工事だそうです。リフォームより大変そうですが、リノベーションをしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。リノベーションしたきっかけについてアンケートを取ってみました。
【質問】リノベーションしようかな・・・。そう思ったきっかけは?
【回答数】 設備が壊れた・古くなった:53 / 子供が成長した:8 / 家族に介護が必要になった:9 / 住まいに不満を感じたから:22 / 周りの人がリノベーションしたから:8
長い目で見るとリノベーションがお得?
アンケートの結果、設備が古くなったり壊れたりしたときにリノベーションをしようと思ったという意見が多い結果となりました。
・設備が古くなってきてどうせ新しくするならリノベーションでがらりと変えた方がいいから(30代/女性/専業主婦)
・壊れたところを直すという選択しもありましたが、これから10年使うならリノベーションしたほうが、絶対に省エネだと確信しましたので。(50代/女性/専業主婦)
・設備が古くなり、不便に感じるようになったため、リノベーションしようと思ったからです。(20代/女性/学生)
・普段使用するうえで破損していると使用勝手が悪かったり、使用してる時の怪我に繋がると思ったから。また新しい方が綺麗だし良いデザイン(気に入ったデザイン)を選べるから。(30代/女性/専業主婦)
設備が古くなったり壊れたときに、その部分だけ修理するよりもリノベーションして住宅全体を見直すほうがいいと思う傾向が見てとれます。長く使うことを考えれば、リノベーションしたほうが省エネにつながるという意見も見られました。中古の家をリノベーションしてから引っ越したという意見もあり、どこかが壊れるたびに修理するよりリノベーションするほうが手間がかからないと考えているようです。
ライフスタイルにあった家がいい!
二番目に多かったのは住まいへの不満がきっかけになったという意見でした。
・もともと古い家だったので、作りが古くて少し使いづらかったので、自分が使いやすいようにした(30代/女性/パートアルバイト)
・実際に住んでみると、不必要な部屋や使い勝手の悪いところが目に付くようになる。もっと広く使いたいとか、違う目的で使いたいという願望が家人からもでてきたため。(40代/男性/会社員)
・古い間取りだと不便も多いと思います。今の生活にあった間取りに出来るのはとてもいいですね。(40代/女性/自由業・フリーランス)
・テレビの番組でリノベーションされた素敵な物件を見る機会があったので。(20代/女性/学生)
家が古いだけでなく家の構造や間取りなどに対する不満が、リノベーションをするきっかけになっているようです。少し大掛かりな工事になっても、自分のライフスタイルに合わせた家にしたいと考えるのでしょう。最近はテレビの番組などでリノベーションしてきれいになった家を紹介しているので、そういったものを参考にしているようです。
新しい暮らしが始まる予感・・・リノベーションの効果
家も古くなったままにしておくと、修復できないところまでいってしまいます。そうなる前に家の機能を改善するほうがメリットがあると考えている人が多いという傾向がみられました。また、家族のライフスタイルの変化により、不要になった部屋やほかの用途に使いたい部屋が出てきたときにリノベーションして、より機能的に使えるようにしたいと考えている人も多いようです。
大切な家を長持ちさせ快適に使うため、また自分のライフスタイルに合わせた暮らしを手に入れるためにリノベーションを選択しているようですね。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年02月16日~2016年03月01日
■有効回答数:100サンプル