戸建フレンチモダンへリフォーム

ご両親と同居するために中古戸建てを二世帯住宅へフルリフォームした事例です。今回のリフォームポイントは「介護」と「フレンチモダン」。介護が必要なご両親と介護するお施主自身が快適に暮らせるよう上手に要望をプランへ取り込んだ成功例です。車椅子での移動が楽なように極力間仕切りなどを設けない空間が特徴。それ以外にも工夫が随所にみられます。またお施主様の好みのスタイルである「フレンチモダン」で全体のテイストを揃えたことで居心地いい空間となりました。

部位別ギャラリー

元は古い和室がＬＤＫに

キッチンの後ろの大き目の窓は和室だったから

高級洗面化粧台ルミシスは重厚感あり

洗面室はクラシカルなクロスを貼り、階段下には収納

親御さんの寝室には車いす対応の洗面。ブラインドからもれる光が心地よい

お客様の声

病気による障害が残った老親を引取るため、中古物件を購入しリフォームを致しました。親自身が快適に過ごせるよう、そして介護する自分も楽しく楽に出来るよう工務店の設計の方と打合せを重ねました。なのでリフォームのきっかけは介護でしたが、自分のテイストを出来るだけ反映していただきました。おかげさまで歩くこともままならなかった親が、様々な事を自分でこなせるようになり、打合せを重ね考えた事が十二分に生かされました。

担当者の工夫したポイント

高齢の方、障害者の方が快適に暮らせるためのリフォームは当然ながらお一人お一人異なります。当事者の方、介護をする方、理学療法士、ケアーマネージャー、施工者、そして設計者と多種多様な職種が話し合いと現場検証を重ねて良い結果への結びつきました。正直、苦労の多い現場ではありましたが、お引渡しから数か月経ってお伺いした時に、車いすでしか移動出来なかった親御さんが明るい表情で歩かれているのを見た時は本当にうれしかったです。

リノベーションDATA