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リノベーション物件を建てる!省エネを考慮して家を建てる?

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自分の理想の家を建てる時に様々な条件を設定する中では、消費エネルギーを抑えるように考慮して家を建てようとする人もいるでしょう。一生住み続けることになり得るからこそ、省エネを考慮することで様々な費用を節約することができ、それはリノベーションにかかる予算を増やすことにもつながります。そこで今回のアンケートでは、省エネを考慮して家を建てたいかどうかを、多くの方にうかがってみました。

【質問】家を建てるなら、省エネを考慮しますか?
【回答数】 はい:94 / いいえ:6

リノベーション物件を建てる!省エネを考慮して家を建てる?

長い目で見るととってもおトク?省エネを考慮することで住みやすくなる!

アンケートの結果によると、約9割とほとんどの人が家を建てる時に省エネを考慮すると回答していました。

・長い目で見たら、省エネは大事。光熱費は、毎日かかってくるもので、ずっと付きまとう経費だから。(30代/女性/会社員)
・建物自体が高いのでその後のランニングコストを考えると省エネの効果が高い方がお得だと思うから。(30代/男性/会社員)
・ランニングコストを考えます。省エネ性が高いほど家計に余裕が出るので他のことにお金をまわせることができる。(30代/男性/会社員)

考慮しないでおくのとおかないのでは長い目で見ると大きな差が生まれるので、考慮しておくに越したことはないようです。元々建物の値段も高いのでランニングコストを合わせるとさらに費用を必要とするかもしれないので、長く生活すればするほど省エネのありがたみが分かると言えるでしょう。効率良く省エネが出来れば出来るほど他のことにお金を回しやすくなりそうです。

建物の値段が高いので省エネを考慮する余裕があまりない?

しかし、反対に約1割の人が家を建てる時に省エネを考慮しないと回答していました。

・初期設備投資とかが結構かかってしまいそうなので。もう少しスタンダードになったら考えます。(30代/女性/パートアルバイト)
・基本的な作りが好きなのであまり意識しすぎないようにしたいです。(30代/男性/契約派遣社員)
・今は意識しなくても省エネ構造だと思っているので、電気代などは今までより安くなると思っています。だから特別に考慮しません。(40代/女性/専業主婦)

省エネを考慮することで様々なメリットがありますが、建物を建てる時に様々な初期費用を必要とするので現段階で省エネを考慮する余裕がないのでしょう。また、現在は特に意識していなくても既に省エネになっている可能性もあるので、特に考慮する必要性はなさそうです。省エネにしなくても気にならないのであればそのまま住み続けるのも良いのではないでしょうか。

省エネを考慮すれば長い生活の中で大きな節約が出来る?

今回のアンケート結果では約9割とほとんどの人が家を建てる時に省エネを考慮するようですが、建物全体の購入金額が上がるのではと危惧する人や、既に省エネ構造になっているかもしれないので考慮しないという人もわずかながらいるということが分かりました。そのとおりで、省エネを考慮する余裕がないほど初期費用を抑えたい人もいるでしょうし、既に省エネ構造になっていたりする可能性もありますが、しかし、この先長く住み続けることを考えるなら省エネを考慮した方が金銭的な余裕が生まれやすくなるかもしれません。さらに余裕を持って生活したいなら省エネを考慮するのも良いかもしれませんね。

  ■調査地域:全国
  ■調査対象:年齢不問・男女
  ■調査期間:2015年08月04日~2015年08月18日
  ■有効回答数:100サンプル

省エネを考慮してリノベーションする

住生活コンサルタント 小野 信一住生活コンサルタント 小野 信一

住生活コンサルタント 
小野 信一
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
一般消費者への家づくり情報を発信する「ハウスネットギャラリー」を運営する一方、「欠陥住宅を造らない会」、「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。一般消費者への住まいの相談業務は2500人以上を数えます。
その豊かな実例をもとに“家づくり必勝法”(NHK出版)を発刊。
経済産業省 住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会委員。 日本FP協会会員。

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