今回は、【フルリフォーム】＝【スケルトンリフォーム】そして【リノベーション】を検討するときの業者選定方法について解説します。

事務所の様子なども重要です。実際に訪問して確かめましょう。

依頼先には大きく分けて、ハウスメーカー系リフォーム会社、工務店、リフォーム専業会社、設計事務所があります。どのリフォーム会社に依頼するにあたっても、おおよその方向性が決まったら、複数のリフォーム会社をピックアップし、リフォーム・リノベーションを任せられる相手かどうか確認します。

まず、各社を訪問して、事務所の様子や近隣の評判を確かめます。経営者や担当者、現場の棟梁に話を聞いてみて、リフォームについてじっくり話をしてみましょう。ていねいな電話の応対はもちろん、社内の壁に建設業許可証が掲示されているか、話してみて信頼できそうか、要望をきちんと聞く姿勢があるか、住宅やリフォームの知識は十分持っているか、など、実際に会社に行って話を聞いてみましょう。
さらにリフォーム工事中の現場を見せてもらうようお願いして、実際のリフォーム工事現場に足を運んでみましょう。現場を見て、工事現場がきれいに整頓されているか、ゴミ置き場が整理されているか、タバコの吸い殻が落ちていないか、仮設トイレなどの位置が近隣に配慮されているか、子どもが現場に入り込めないような状況になっているかを確認します。

そうやって、依頼する候補をある程度絞り込んだら。各社にスケルトンリフォーム・リノベーションの希望を伝えます。そのとき『絶対に譲れないこと』『できればかなえたいこと』など、要望に優先順位をつけて伝えるようにしましょう。また、どんな些細な要望でも、プロのアイディアで実現できることがたくさんあります。些細なことでも遠慮なく伝えてみましょう。

次回は、リフォーム会社の傾向をご紹介します。（こちらから）