部位別DIYリノベーションのポイント~ キッチン編
前回はリビングのDIYリノベーションについてポイントをまとめました。今回は、キッチンのポイント。
自分でできること、自分ではできないことをしっかり見極めてから、楽しく安全なDIYリノベーションに取り組みましょう。
キッチンのDIYリノベーション
長年キッチンを使っていると、汚れが目立ったり古ぼけて見えたりする事はよくあります。
しかし、キッチンを丸ごと取り替えるのはそれなりの金額がかかる上、キッチン本体を捨てるのはもったいないし、キッチン本体の処分費用も廃棄キッチンの搬出・解体・処分の手間がかかることから、それなりの金額になってしまいます。
そんな時、カッティングシートを使って壁面をきれいにする、キッチンの扉に木の板を重ね張りして雰囲気を変えてみるだけでも、だいぶ印象が変わります。デザインテープを使って、ちょっとしたデコレーションをする方法も、手軽に雰囲気が変わるのでおすすめです。
ただし、キッチンは、電気・ガス・水道など、知識もなくいじると危険な設備が多く、施工を間違えると火災や漏水事故の原因となります。自分自身で工事して万が一事故が起きても、火災保険など損害保険では規約上補償されないことがほとんどですので、自分自身で行なうことはコスト削減効果に比べてあまりにも高いリスクを背負うことになります。
安全性を考慮した場合、レンジフードファンの交換やIHクッキングヒーターへの交換といった電気工事・ビルトインガスコンロの交換をはじめとするガス工事・水栓金物(蛇口)の交換やビルトイン浄水器の取付といった水道設備の交換やキッチンの位置や向きを変更するなど、キッチン廻りの大かがりな変更については、DIYリノベーションは諦めたほうが無難です。
次回は床のDIYリノベーションについて。(こちら)