DIYリノベーションの注意点【 工事前 】
DIYによるリノベーションでもっとも注意しなければならない点。それは、
【途中で挫折しても原状回復してくれる人がいない】ということです。
どうにもこうにも行かなくなった場合、リフォーム会社に頼むこともできなくはありませんが、リフォーム会社の職人さんも、リフォーム工事前はどんな仕上げ状態にになっているか、分かる術がありません。さらに、工事中は自分の生活空間がなくなり、予算も膨れ上がってしまいます。そのためにも、事前の情報収集と準備、スケジュールが大切になるのです。
そこで今回は、工事前に注意すべきポイントをご紹介します。
イメージをしっかりつくること、解体・施工方法の情報収集
工事前の情報収集にあたり、できあがりのイメージをしっかりつくること。続いて、具体的な解体・施工方法を調べること、必要な工具(電動インパクトドライバー・電動ドリル・丸鋸など)を揃えることがあります。
ポイント1 イメージをしっかりつくる
DIYリノベーションでは、待っていればプランがあがってくることはありえず自分自身で壁紙・床材・ペイントなどを選び、自分で手配する必要があります。
そこで、インテリア画像をたくさん見て、気に入ったインテリアの画像、ならびに気に入ったインテリア画像に紐付いている画像をたくさん引き出しながら良く眺めて、完成後のイメージを固めておきましょう。
ポイント2 工具選び
インターネットではさまざまな情報を得ることができますが、必要な情報は点在しています。また、ニッチな内容であればあるほど必要な情報が得にくくなってきます。
解体・施工方法の情報(施工ノウハウなど)が収集できたら、必要になるであろう各種工具を手配します。DIYの場合、ドライバーひとつとっても手作業で行なうことはたいへん。必然的に電動工具を選ぶことになりますが、価格に惹かれて低トルクの工具を選んでしまうと、作業効率は大幅に低下してしまいます。特に利用頻度が高いインパクトドライバーや電動ドリルはしっかりした工具を選びましょう。
個人的な経験では、コードレスインパクトドライバーなどコードレス電動工具は造りのしっかりした12V以上のものを。それ以下では、ネジを締められない・緩められないといった、作業効率の悪化につながります。AC100V仕様の電動工具では、コードレス電動工具に比べて安価ではありますが電源コードの取り回しの問題から、作業効率が悪化します。プロなみの作業効率を目指すなら、エアコンプレッサーを別途購入したり騒音の問題がありますが、エアツールの利用がお勧めです。
次回は、工事着手の段階で注意すべきポイントをお伝えします。