【中古住宅を買ってリノベーション】物件購入の流れ
【中古住宅を買ってリノベーション】も大詰めです。
物件や周辺環境について納得できて買う決心がついたら、いよいよ【契約】です。その後の流れをひと通り理解しておくと安心です。
■物件購入の流れ
1.物件の購入・お申し込み
不動産会社を通して売り主へ購入の申し込みをします。申し込みは、書面で行うのが一般的です。この時点では「家を購入します!」と言っただけの状態で、法的に何もしていないのと同じ状態です。
2.住宅ローンの事前審査(仮審査)
申し込みと同時に住宅ローンの事前審査を受けましょう。実際に住宅ローンを組むことができるか、リフォーム予算を含めた希望額で借りられるのか、金融機関による事前審査が行われます。これに通らないと、いままでの努力が終わってしまいます。
3.重要事項説明と契約書の確認
購入契約をします。ここで物件や契約内容について、きちんと確認する必要があります。できれば契約日前に「重要事項説明書」や「契約書」などのコピーをもらって、しっかり読み込んでから重要事項の説明と契約に望みましょう。
4.不動産の売買契約を結ぶ
重要事項説明の内容を確認して納得できたら、売主と不動産売買契約を結びます。このとき、一般的には物件価格の10~20%程度の手付金(契約金)を支払います。売買契約を結ぶにあたり、しっかりと契約内容を確認しましょう。
5.住宅ローンの本申込み・本審査・火災保険の見積り依頼
事前審査がOKで物件の売買契約を結んだあと至った場合住宅ローンを利用する場合は売買契約を結んでから住宅ローンの正式な契約を結びます。印鑑証明や住民票の写をはじめ必要になる添付書類が多いことから、金融機関に事前に確認の上、しっかり準備しておきましょう。
<住宅ローン申込時に必要になるもの>
・本人家族全員が記載された住民票
・印鑑証明書(地元の市区町村で入手)
・印鑑証明書に使用した実印
・本人確認書類(健康保険証、運転免許証など)
・収入証明資料(源泉徴収票、確定申告書、住民税課税決定通知書など)
・対象となる物件の詳細資料
・預金口座通帳など(残高確認のため)
6.住宅ローン・火災保険の契約
本審査が無事に完了すると、住宅ローンも契約になります。正式には「金銭消費貸借契約兼抵当権設定契約」といい、担保となる物件に抵当権の設定をする契約も同時に行われます。
契約書への事前記入の有無や、必要な書類などは金融機関によって異なりますので、しっかり事前確認を行ないましょう。あわせて火災保険の手続きも行ないます。
7.不動産の引き渡し
不動産会社主導で、売主と顔を合わせ、残りの残代金を支払います。登記が済めば、いよいよ自分の不動産になります。
8.引っ越し
引き渡しが終われば、いつでもリフォーム工事や引っ越しが可能です。ここから新しい生活のスタートが始まります。