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【中古住宅を買ってリノベーション】良い担当者のポイント

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前回と引き続き、不動産購入でもっとも重要な、良い担当者を見極めるポイントについて、今回はその注意点をお教えします。

契約前も気を抜かずにしっかり詳細を確認しましょう。

契約前にしっかりと内容をつめて、誤解のないように注意しましょう。

不動産会社の営業担当者ともっとも距離が縮まるのは【契約前】。
たとえ印象が良くて信頼できる担当者でも、契約が済むと距離を感じるようになります。切ない話ではありますが、担当者の立場すらすれば、契約が済めば次のお客様が待っています。あくまで仕事なので仕方ないことではありますが、契約前にしっかり内容を詰めておいて、契約後にお互いの誤解から疎遠になってしまうようなことは避けたほうが良いでしょう。

仲介手数料など、諸費用についてもきちんと説明を求めましょう。

仲介手数料とは、不動産の売買や賃貸で、不動産会社が「買主を見つけてくれた」または「希望の物件を探してくれた」とき、不動産会社に支払う成功報酬です。媒介報酬ともいわれます。
あくまで成功報酬になるので、売買や賃貸の取引が成立しない限り不動産会社は仲介手数料を請求することはできません。また、契約が無効や取消となったときも、支払う必要はありません。

2016年時点における不動産の仲介手数料は、売買代金の3.24%+6.48万円(税込)です。

物件金額によって変わりますが、手数料としておおよそ100万以上の金額がかかります。ただし、売買代金の3.24%+6.48万円(税込)というのは、法で定められた上限につき、不動産会社によっては手数料が少ない場合もあります。
仲介手数料を無料でやってくれる会社の場合で、リフォームまでまとめて対応する会社の場合、仲介手数料をリフォームの諸費用に紛れ込ませる場合もあります。

あくまで、不動産会社の考え方によりますので、一概に良い・悪いと断定できませんが、成功報酬をきちんと明示してくれる会社のほうが、他の要件もあきらかにしてくれる可能性が高いと考えられます。

大手だから安心とは限らない。担当者のスキルを見極めましょう。

不動産会社に限らず、大手企業であれば社員教育もしっかり行き届いていることから、書類関係の不備も少ないとお考えの方々は多いと思います。しかし、実際のところは大手企業とはいえども、営業担当者のスキルはさまざま。逆に限られた地域の不動産物件ほ探すならば、地元の中小不動産会社のほうが情報収集力に長けており信頼性が高い場合がほとんど。
宅地建物取引業免許証などの【目で確かめられるチェック項目】だけではなく、多少の時間をかけてもしっかりコミュニケーションをとって信用度を判断することが大切です。

あわせて、大手不動産会社ではグループ会社に金融機関をもつ場合がありますが、どの金融機関も所定の審査基準にのっとって審査を行ないます。
グループ会社だからといって、特別に審査が有利になることはありません。

良い営業担当者を見つけるためにはコミュニケーションをとりながら、お客様自身で見極めることが重要

< まとめ >

・担当者の言葉だけを鵜呑みにせず、自身でも調べ、情報の正確性を確保しましょう。
→違和感がある場合は、担当者の上司へ相談し、担当変えも検討しましょう。

・分からないことは質問し、その際の担当者の対応もしっかり判断しましょう。
→最後まで話を聞いてくれる・その場で回答できなくても、きちんと調べて答えてくれる。など、対応の丁寧さも重要。

・お客様と営業担当者は、パートナーとして関係性をしっかり作りましょう。
→ 自身がお客様だからといって、無理難題を突き付けることはぜず、良好な人間関係を築きましょう。

・契約前に、問題は全て解決することが重要。
→担当者との良好な関係は、「契約」まで。その前に不安や問題は解消しましょう。

・会社の規模は関係なく、担当者個人の能力をしっかり見極めましょう。

住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルプロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。

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