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【中古住宅を買ってリノベーション】不動産物件を探す際のポイント

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今号は中古物件を探す際のポイントをご紹介します。

■不動産物件の探し方

マイホームの優先順位とおおよその予算を決めたら、いよいよ不動産物件を探します。現在ではインターネットで調べることが簡単ですが、気に入った物件がすぐに見つかるわけではありません。

【不動産屋とのやり取り】

まず、不動産屋へ行かれる方が多いでしょう。
そう簡単に気に入った物件が出てくるわけではないのが現実。信頼できそうな不動産屋さんだと思ったら、購入意欲が高いこと、自分の情報をしっかりと伝え、『この人なら本気で買ってくれそうだ』と不動産屋さんに知ってもらってきちんと信頼関係を築いておくことが重要です。
ここで、不動産屋に「いい物件」を紹介してもらうコツを少しだけご紹介します。

不動産物件探しのコツ

・まずは、関係性を築くことが大切

不動産屋と良い関係を築くために必要なことは、【建前】ではなく、【本音】かつ【具体的】にお話しましょう。
不動産屋ではできるだけ詳しく聞き出そうと、いろいろ質問をしますが、いつまでも建前や理想論のような話ばかりでは、【この人は冷やかしなのかも・・・】と思ってしまいます。そうなると、親身になって良い土地を探そうという気持ちも薄れてしまいかねません。
良い関係を築くためには、恥ずかしがらず自分の気持ちを思い切って伝えることが大切です。

・こまめに連絡して【プロの知見を上手に活用】しましょう

不動産の購入は、複数のひとが介し、商品の特性上同じものはありえないため、素人の一夜漬けでは限界があります。それを解消するためにも、分からないことは、必ず不動産屋へ質問するなどして、定期的に連絡を取ることもポイント。
営業の心理で、そういったお客様ほど、いい情報を教えたくなるようです。

・メールだけではなく、電話や対面相談を重ねつつ【線引き】はしっかりと

不動産の購入には、買主であるあなたはもちろん、売主・仲介と、ひとの関わりで取引が成り立ちます。ただし、仲が良いばかりでは取引は進みませんし、希望にピッタリの不動産を購入するには言うべきことをきちんと言わなければならないときもあります。伝えにくいこともありますが、曖昧にせず自分の意向をきちんと伝えることで、スムーズに取引が進みます。メールでは微妙なニュアンスが伝わらない場合があるので、言うべきことは電話や対面相談で伝えるのが、スムーズに伝わるコツ。
また、紙と鉛筆でしっかり書き残しましょう。意向を確実に伝えるために、より効果的です。

再販価値の高い物件

不動産は、いざというときは『売る』ことも考えられますが、その価値のことを【再販価値】といいます。
駅から近いなど、利便性が良く周辺環境が良い場所は再販価値の高い場所となりますが、総じて値段が高く、おいそれと手が出る金額にならない場合が多いようです。

よって、再販価値にこだわりすぎると、計画している予算内で希望のリフォームができないということがよくあります。

住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルブロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。

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