寒さ対策のリノベーション、床暖房と壁断熱のどっちがいい?
寒さ対策として思い浮かぶリノベーションは、床暖房と壁断熱でしょう。しかし、どちらがあっているのか分かりにくいですよね。そして、実際にリノベーションをする未来を考えているので、どちらがいいのかぜひ知りたいという人もいるのではないでしょうか。
そこで、リノベーションをするのなら床暖房と壁断熱のどちらがいいのかについて、アンケートを実施しました。
【質問】寒い家・・・リノベーションするなら床暖房?壁断熱どっち?
【回答数】 床暖房:34 / 壁断熱:66
なるほど!6割以上が壁断熱をリノベーションするべき!
アンケートの結果、壁断熱を選ぶが多い結果となりました。
・床暖房は老朽化したり、故障が発生したりして、修理が大変だと聞いたことがあるからです。(40代/女性/自由業・フリーランス)
・外から寒さが来ると思うので、外に直接接している壁を効果的なものにした方が、寒さを防ぐことが出来ると思うから。(20代/女性/専業主婦)
・いくら床暖房を設置したところで、室内の暖気が外へ逃げると寒くなるにきまっているので。壁断熱を優先したい。(30代/女性/専業主婦)
・床暖房は光熱費が高くかかるため、壁断熱で部屋自体を暖かくしたいからです。(20代/女性/学生)
室内の暖気が外に逃げる状況がないように壁断熱をリノベーションするという意見が多くありました。壁断熱を行えば、暖かい空気を室内に閉じ込める状態が可能になるでしょう。そして、光熱費の心配が必要ない壁断熱を選択するという声も上がりました。壁断熱は1回リノベーションをしてしまうとコストがかからないので、長い目で見ればお得になるのかもしれません。そのため、壁断熱は節約にもつながっていきますよね。
その一方で、床暖房がいいという回答も・・・。
アンケートの結果、床暖房という傾向もうかがえました。
・足元から冷えるので床暖房があれば暖かいと思いと思うからです。(40代/女性/専業主婦)
・寒い日は足元から温めたいと思うので、床暖房を敷くことで足元から温かい家にしたいから。(30代/男性/会社員)
・壁断熱で隙間なくすと風が通らなくなる。息が出来ない。床暖房で床はHOTで部屋全体をほんのり暖かくがいいです(50代/男性/パートアルバイト)
足元がしっかりと温かくなる床暖房にリノベーションするべきという人がみられました。床暖房によって体の芯から温まると期待できるでしょう。足元から温かくなることによって、仕事や勉強もはかどるのかもしれません。そして、適温に調節できる床暖房にした方がいいというケースもあるようです。気温によってその時の最適な状態に合わせられるので、臨機応変な対応を望めるのではないでしょうか。そのため、過ごしやすい温度が維持されて、快適な生活を送れそうです。
あらゆるシーンを想定して考えよう。
このように、6割以上が壁断熱をリノベーションするべきという回答であることが分かりました。どちらの回答になるのかは、手間をかける状況を許容できるかが大きく影響していることが明らかになりました。
快適な住まいを手に入れるためのリノベーション。満足できるものに仕上げるためにも、あらゆるシーンを想定しながら考える作業がポイントになってくるのではないでしょうか。そうすると、より良い生活を手に入れられるでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2016年02月16日~2016年03月01日
■有効回答数:100サンプル