シアタールームを家族の憩いの場に!
家に好きな設備を付けて良いと言われたら何を付けたいですか?リノベーションを行う際に人気な設備としてシアタールームという名前が上がることも多いです。ここではシアタールームのメリットや費用感についてまとめました。
シアタールームは家族みんなが楽しめる場所
子どもの頃に、友人の家にシアタールームがあるのを見て憧れを抱いたことがある方は多いのではないでしょうか。もちろん子どもだけでなく親御さんにとっても家にシアタールームがあることは憧れの対象になっているでしょう。リビング以外に家族がみんな揃う場所はなかなか作りにくいですが、シアタールームはみんな揃う場所として活用できそうです。同じ映画を見ることでどんな感想を抱いたかなど夕食時に共有するなど、家族内のコミュニケーションを増やすことにも一役買いそうです。
専用のシアタールームを作る費用はどのくらい?
憧れのシアタールームですが、実際に家に設置しようと思うとどのくらいの費用が発生するのでしょうか。シアタールームの場合は通常のリノベーションと違って、防音を意識して設計する必要があり、その分建材も吸音や反響に適応したものを使う必要が出てきます。特に音が漏れやすい入り口のドアの部分は二重にしたり防音に優れたサッシを使ったりすることが必要になります。金額としては240万程度からシアタールームを持つことができ、それにプラスしてディスプレイの金額・音響の金額が加算される形になります。間取りによって費用は変わるので、一度見積もりを取ってみると良いでしょう。
リノベーションで本格シアタールームが作成可能!
実際はどのような段取りでリノベーションを行っていくのでしょうか。新築や一戸建ての家をリノベーションする場合には比較的自由に設計ができるためか、スクリーンと音響設備を設置するかという点から考える手順になります。その後部屋をまるごと防音対策したり、音響設備の設置というシンプルな流れになります。賃貸マンションや大きく家の構造を変えられない場合はリビングとして使用している部屋をシアタールームとしても使えるようにするということが必要になります。そのため、スクリーンは据え置きにするか天井から吊るすケースが多くなります。ポイントは配線をいかに見えないようにするかで、壁の裏を通すのは難しいので目立たない色彩で配置することが重要となります。一番気になる防音ですが、防音の壁に変更などはできないため、なるべく床や壁にスピーカーが接しないようにすることで外への音漏れを防ぐ程度になります。