自宅にいながら風情たっぷり!北欧風リノベーション
名前はよく聞くようになった「北欧風」という言葉ですが、主に家具やインテリアの領域でよく使われています。暖かみを感じられるのが北欧風の良さの1つですが、リノベーションの領域でも取り入れる方が増えています。
近年人気を集める北欧風ってどんなもの?
北欧風の流行はいつ頃から始まっているのでしょうか?一気に流行り始めたのは2013年頃ですが、その少し前から家具や部屋のテイストで北欧風という言葉が使われていました。もともと北欧ではインテリアや家具のデザインでは世界の中でも先端を行っていて、北極圏に近い国々のため家の中で過ごす時間が多くこだわりが産まれたとも言われています。日本で取り入れられているものとしては、家の中の色彩をシンプルにする、木の材質の家具を多くという観点のものが多いです。また雰囲気を出すポイントとして、壁にシンプルな棚を設けることも多く行われています。今は壁に穴を開けなくても棚を設置することができるので手軽に取り入れられます。また、照明の明かりを白色から黄色を含んだ色にするだけでも雰囲気が出ます。
セルフリノベーションでどこまでできる?
家の構造をガッツリ変えなくても空間のテイストを変えることで北欧風を取り入れることができるので、自分でできる領域は多いです。家具やラグ、棚の材質を変えたり色彩を変えたりすることでガラッと印象を変えることができます。壁に棚を設け小さめの観葉植物を置くだけでもかなり印象が変わります。ただし、1点、自分ではできないのが壁の色を変えることです。白色を基調とすると北欧風の雰囲気を出しやすいですが壁紙の変更だけは大掛かりになってしまいます。まずは自分で変えられる部分を行ってみて、その上で壁紙を変えるかは考えると良いかもしれません。
本格的な北欧風リノベーションにはいくらかかる?
本格的に行う場合は、壁紙だけでなく床や柱の材質、窓枠に至るまでかなりの部分に手を入れることができます。部屋の壁を無くしてリビングを広くする所まで行うと400~600万円程度はかかるケースもあるでしょう。壁紙の変更だけであれば50万円程度で行うこともできるので、自分で行うリノベーションと組み合わせることでこだわりの北欧風の空間をコストを抑えて作ることもできます。間取りや築年数などで金額は変わりますので、リノベーション業者に過去の事例と共に金額を聞いてみると良いでしょう。