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減築リフォームで実現!安全面をサポート

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家を守り防犯につなげるために、使わなくなってしまった部屋を減らす減築リフォームを行うという考え方があります。どうして持ち家のスペースを減らすと、安全という面につながるのか、その理由をここでは説明します。

減築リフォームで実現!安全面をサポート

人が出入りしない部屋!本当に残しておくべき?

2階にある部屋を子どもが使っていたが、進学や就職で家を出て以来、使わなくなってしまったという話は良くあります。その空き部屋が重荷になってきた人に人気があるのが、減築リフォームです。
「減築」するリフォームというと、子どもが帰省したときに、また部屋を使用するかもしれないといった、ためらいが出てくる場合もあるでしょう。しかし、実際に不要な空き部屋を減らしてみると、メリットが多いものです。例えば使用しない部屋が2階にあると、掃除のためだけに階段を上り下りしなければなりません。掃除機をかついで持って行くのも面倒ですが、誰も使わない部屋のためだと考えると、なおさら意欲がなくなるものです。そうすると使わない部屋は物置と化して、物とホコリがたまり、なおさら手をつけにくくなっていきます。そうして放っておくことで、もし窓ガラスが傷んでいるような場合に気付くのが遅ければ、強風のときに被害を受けるかもしれません。

生け垣・塀の影は不安がいっぱい!死角をへらそう

では使用しない部屋が1階ならばいいかというと、そういうわけでもありません。使わなければ入らなくなるため、人の目が届かなくなるのは同じだからです。その上、1階には、防犯に関しての不安も生まれます。もともと生け垣や塀の影という死角が1階には存在するものですが、入らない部屋があることで、家の隙はさらに大きくなります。不審な人物が身をひそめられる場所がたくさんあれば、他の家より狙われるリスクは上がるかもしれないのです。
しかし、減築リフォームで思い切っていらないスペースを減らせば、死角も文字通り減らせます。リフォームの結果、生け垣や塀との間の空間が大きくなれば、住んでいる人だけでなく、外からの人の目も加えられるでしょう。そういう意味でも安心感は増します。

閉めきりがちな部屋!通気が悪くて傷んでいるかも

使用しない部屋は、他の部屋よりも窓を開ける回数が減ります。2階の部屋だと、気温や湿気が大したことがないという理由で、つい何日も放っておいているかもしれません。しかし通気の悪さは、部屋が傷む大きな原因です。温度と湿度が知らないうちに高くなり、カビが発生する環境が作られやすいのです。利用しない部屋はホコリがたまりがちなため、それを温床にして増えてしまいます。そうすると、壁紙がいつの間にかだめになっていたという事態も起こりかねません。それに熱がこもると、建物の木造部分の劣化も進み、虫もつきやすくなります。でも、空き部屋をこまめに換気するというのは、なかなか気持ちが続かないものです。そこで減築リフォームで、本当に必要な部屋だけを残すという方法に人気が出てきているのです。リフォームでいらないスペースを撤去すれば、管理が楽になり防犯についての不安も減って、建物と家族の安全面が高まるので、かえって家を大切に使い続けられるからです。

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