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「頭が良くなる子ども部屋」ってあるの!?

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勉強するなら静かな部屋にすべきと思い込んでいる人も多いのではないでしょうか?ところが、適度な雑音がある環境の方が、より集中力が高まるという説があります。この説によると、図書館のような静穏な場所よりも、雑踏が常に聞こえるような場所の方が、より集中力が高まると考えられています。住居のリノベーションを考えている方は、完全な個室の子ども部屋を与える前に、より子どもに良い間取りを検討してみてください。

頭の良くなる子供部屋とは?

子ども部屋の環境と頭の良さって関係あるの?

個室がなく、常に他人の生活音が聞こえると、子どもにとって悪影響ではないかと思う方も多いでしょう。しかし、適度な雑音がある部屋の方が、勉強に集中しやすくなると考えられています。また子どもの姿が家族の目に晒されるため、適度な緊張感が生まれます。最初からやるべきことをやれるという子どもは大変稀な存在であり、勉強をやらなくてはならないよと理解させ、習慣づけることが最重要です。
反対に完全に閉ざされた個室の場合、一見快適そうに見えますが、逆にいろいろなことを考えてしまって集中できない状況になりがちと言われます。ほとんど音がしない空間だと、時計の針の進む音も気になってしまうことがありますが、神経が過敏になってしまうことも多いのです。
リノベーションで立派な子ども部屋を作ってあげよう、と思っている方は、今一度考えなおしてみるのはいかがでしょうか。

子ども部屋はリビングに作るべし!!

では、リノベーションをするなら子ども部屋をどうしたらいいの?と思った方。答えはずばり、リビングに作ってください。
いやいやさすがに集中できないでしょう、と思うかもしれません。確かにテレビがつけっぱなし、ゲームや漫画が散らかったリビングでは、反対にノイズが多すぎて悪影響です。しかし、リビングで子どもが勉強し、隣の台所で母親が家事をしている際にでる音は、集中力を高める程度の雑音だと考えられています。また、常に親が近くにいるということで、子どもが分からないことを尋ねやすくなり、更に集中力が切れた時に気分転換に会話ができます。これにより学校の状況について把握できる、更にはゲームで遊びほうけるような適切でない気分転換を防げる、といった効果が期待でき、リビングを子ども部屋とすることで得られるメリットは、実に多いのです。

子どものプライバシーを守るための配慮とは?

リビングを子供部屋にしよう!と決意したお父さん、お母さん。しかし、子どもにもプライバシーというものがあることを、しっかりと理解してください。子どもにそんなものは無いでしょう!と考えるのは大きな間違いです。親に知られたくないことが増えるということは、子どもの自立性、自主性が高まったことを示しており、これも大切な社会勉強のひとつです。
ではどうしたらいいかというと、リノベーションをする際、可動式、吊り下げ式の扉や仕切りを導入するといった方法があげられます。間取りや予算との相談にもなりますが、通常は開け放しておき、勉強などに取り組む時間帯だけ仕切るという方針がおすすめです。

子どものスペースを確保するために、敷居を作ることもおすすめです。開放された状態でもそこから先には、原則として勝手に入り込まないといったルールを設けることで、子どもの意志や個を尊重していることを示すことができるからです。

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