マンション断熱・排水管・設備すべてをグレードアップしたエコリフォーム

東京都豊島区で築15年マンションをエコで快適な住環境にすることを目的に、設備と間取りを全て一新したスケルトンリフォームの事例です。間取りは、独立したキッチンや和室を全てLDKとして解放感を実現。以前は4LDKだった間取りも3LDKとしリビングから奥の寝室まで直線で抜ける間取りは動線も快適になりました。マンションで気になる防音や断熱性もしっかり改善したリフォームの秘訣をご覧ください。

部位別ギャラリー

LDKは、間仕切りなどを全て撤去しひとつの大空間とした。

before LDK1　和室は撤去しリビングとして活用。

ダイニング・キッチンは、キッチンはL字型で、IHクッキングヒーターなどのエネルギー使用量もHEMSのモニターでひと目で分かるようになっている。

before ダイニング・キッチン　もともとキッチンとして独立していた。

撤去した和室の一部をリビングとウォークスルークローゼットとし、そこを介して寝室に繋がる動線を確保した。

before LDK2

間取りを一新する際に、一回り大きな浴槽とミストサウナを取り付けた。手足を伸ばしてゆっくりくつろげる空間になった。

高さ調整できる棚など収納もしっかり完備した洗面所。

図面　間取りを4LDKから3LDKへ一新。収納も充実して、便利で快適な家に変更。

お客様の声

親からの贈与を受け贈与税の減税制度を利用して、老朽化が目立ち始めた自宅マンションを省エネルギー性能の高い住まいへリフォームしたい。

担当者の工夫したポイント

設備と間取り全てを一新するスケルトンリフォームでエコで快適な環境を実現しました。住環境に関心の高いお施主様のため、まず防音と断熱対策として、外壁面と開口部の窓にインナーサッシを取り付け、床や壁・天井には鉄道から騒音なども軽減してくれるグラスウールを採用。さらに壁には石膏ボードを二重張りにして、防音性、断熱性をアップさせました。給排水にも工夫が、メンテンス性に優れ、複数同時に使用しても水量の変化が少ないヘッダー工法に変えるなど、見えない部分までこだわっています。贈与税の減税制度を利用するにあたって必要な、省エネルギー性または耐震性を満たしたリフォーム内容でご満足いただけました。今では、導入したHEMS*で住まいの「健康状況」をチェックするのが日課とのこと。

*ホーム・エネルギー・マネージメント・システム：ご家庭内で使うエネルギーをモニターで「見える化」し、節約するためのシステム。

リノベーションDATA