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一戸建ての間取りリノベーションを行う時に知っておきたいこと

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自由に間取りを変更できるのが一戸建ての利点です。生活スタイルが変わったときに、このメリットを活かして、新しいライフスタイルに合った間取りにリノベーションを行いたいという人もいるでしょう。そこで、一戸建ての間取りリノベーションを行う際に、知っておきたい注意点をご紹介します。

一戸建ての間取りリノベーションを行う時に知っておきたいこと

工法によっては間取り変更が難しい場合がある

一戸建ての工法には、木造軸組在来工法、木造枠組壁式工法、鉄筋コンクリート工法、鉄骨組工法があります。中でも、日本の風土に合っていると言われているのが、古くから使用されている木造工法です。木造軸組在来工法は、木の柱と梁、筋交いと呼ばれる斜めに設置される木材により構築される建て方です。これに対して、2×4工法とも呼ばれる木造枠組壁式工法やそのほかの壁式の工法は、パネルにより構築される建て方です。壁全体が、家全体を支える構造体となっているため、間取りを変更する際には、耐震の強度を下げないためにも、注意が必要です。窓の位置を移動したい、ドアのサイズを変更したい、部屋の広さを変えたいという場合には、耐力パネルを動かすことになるため、難しい場合もあります。鉄骨組工法は、比較的変更しやすい構造ではあるものの、構造体本体を動かすのは難しくなっています。

間取り変更を行いやすい一戸建ての選び方は?

間取りの変更を行うのに、自由が利きやすいのが、木造の在来工法で建てられた家です。柱と梁などの核となる部分さえそのままにしておけば、手を加えやすい構造となっているからです。間取りやデザインを、ライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に変更し対応できる、リノベーションしやすい工法です。
リノベーションを行う際に気になるポイントの一つが、費用の問題でしょう。間取りの変更を行いたいと思っても、予算が合わなければ実行できません。リノベーションを行う場合の注意点は、費用が掛かるといわれている水周りの場所に気をつけることです。水周り工事では、給水管や配水管、電気配線なども動かさなければいけないため、それらの費用も上乗せとなる可能性もあります。水周り以外の間取り変更でも、水周りに絡む工事を行う場合には、予算を大幅に超えてしまう可能性もあるため、水周りの位置は注意をして選ぶ必要があります。

建て替えと大規模リノベーションで迷った時はどうやって選ぶ?

間取りの変更を大規模に行いたい場合、リノベーションを行うよりも、建て替えをした方が良いのではと迷う人も少なくないでしょう。建て替えは、その名のとおり、あらたに建て直す方法です。古い家から新しい家に替え、新築同様に使用できます。それに対して、リノベーションは、あくまで、新築のように変える方法であるため、家の築年数が減るわけではありません。また、一から家を建てる建て替えでは、間取りを自由に選べますが、リノベーションでは、工法や建て方によっては、制限がある場合もあります。そして、費用に関して言えば、建て替えに比べると、リノベーションの方が一般的に安くなる場合が多く、全てをリノベーションしたとしても、建て替え時にかかる費用の7割から8割で抑えられる場合がほとんどです。それぞれの特徴を比較し、注意点に気をつけて、自分のスタイルに合った方法の選択をすることが大切です。

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