一戸建てのリノベーション費用!どうやって決めるの?
リノベーションにかかる費用は、大まかにわけて設計費と工事費の2つです。工事費の中にも、キッチンやトイレなど設備機器にかかる費用と、解体費や作業費など人にかかる費用があり、どこへ依頼するか、どんなことがしたいのかによって、その価格はさまざまです。結局のところ、リノベーション費用はリフォーム業者に見積もりを出してみないと、明確な数字はわかりません。一戸建てのリノベーション費用は、実際の施行例をみて金額を検討するか、リフォーム業者を探し、自分の要望にかなったものがどれくらいの費用で可能か見積もりを出して検討するしかありません。今回は、費用を決定するまでのポイントをご紹介します。
リフォーム業者の探し方!
ライフスタイルに合った家づくりのために、重要となるのが設計や施工をしてくれるリフォーム業者です。全国規模で展開する大手会社から、地域に密着している工務店、不動産会社まで、リフォームを手掛ける業者はさまざまです。もし気になるメーカーや建築家がいれば、ホームページでいままでの施行実績や、どのようなステップを経てリフォームが完成するのかなど、チェックして連絡を取ってみるのもいいでしょう。依頼先が決めきれない場合は、リフォーム仲介業者のサイトを利用して、そこで情報を得るのもひとつの手です。満足のいく住まいを手に入れるために、自分の要望をちゃんと理解してくれ、感性が共感できるようなリフォーム業者を、妥協せずに探しましょう。主にマンションを手掛けている業者か、一戸建てを手掛けている業者かによっても、経験差が生まれますので、そういった点にもご注意ください。
見積もりは最低3社以上してもらおう!
リノベーションのプランがまとまると、見積書が作成されます。見積もりは1社だけでなく、最低3社以上からとるのがおすすめです。
これを「相見積もり」といいますが、業者も依頼されることを想定しているはずなので、遠慮せずお願いしましょう。見積書は、設計費や工事費などリノベーションにかかるであろうおおよその費用が記載されています。相見積もりをとると、金額が妥当なものなのか判断しやすくなり、不審な点があれば見つけやすくなります。工事に必要なものの項目が詳細に書かれているA社の見積書と、工事の項目が一式とばかり書かれているB社の見積書とでは、業者への信頼が違いますよね。自分の納得のいくものじゃないときは、業者ととことん話し合うか、ときには断る勇気も必要です。
リフォーム要望書って知っている?
リフォームをするときに、業者に自分の条件を円滑に伝えるためにも「リフォーム要望書」の作成をおすすめします。リフォーム要望書とは、今回のリフォームで何が大事か、自分の価値観を書面に書いてまとめたものです。口頭で要望を伝えるよりもわかりやすく、相見積もりをする場合にも、要望書があると比較しやすく便利です。
具体的にリフォーム要望書に何を記載すればいいかというと、まずは家族構成や築年数、一戸建てかマンションか、予算はいくらかといった基本情報。
そして、「対面キッチンにしたい」「窓の大きさを変えて効果的に光を取り入れたい」といった具体的な要望を書きます。
また、要望のなかでも優先順をつけて「食器洗い乾燥機を必ず取り付け」「予算があれば窓は二重窓」とできるだけ細かく要望を書きましょう。