窓に施せるDIY!
冬になるとホームセンターには、窓の結露防止のための様々なアイテムが並ぶようになります。窓だけでなくサッシやその周辺にカビが生え、住宅が傷んでしまうので、窓の結露はなかなか厄介な悩み事ですよね。便利なアイテムで対策を講じるのも良いですが、DIYで内窓をつけるのも一つの手段です。自分好みの内窓をつけ、結露対策をしつつ室内をオシャレに変身させてみてはいかがでしょうか。
内窓を付けておしゃれにしよう!
そもそも冬の結露の大きな原因として、窓の内外の温度差が挙げられます。暖かい部屋の中の空気が外へ逃げる時に外の冷たい空気に触れ、水滴となり窓についてしまうのです。内窓をつければ断熱効果があって結露を防ぐだけでなく、夏の冷房効果アップにも役立ちます。内窓を設置するには、元々ある窓枠に同サイズの窓をはめ込むだけでできるので、とても簡単で、アイディア次第で様々なバリエーションが生まれます。白い木枠を使って海外風の窓を演出しても良いですし、小さい木枠を組み合わせて格子窓風に仕上げてもおしゃれですよね。窓の面材もガラスだけでなくアクリル板にしてみたり、プラスチックダンボールを使って曇りガラス風にしたり、あるいはウォールステッカーを貼ったりと、DIYだからこそオリジナリティーの追求ができます。
内窓をつけるのに必要な工具は?
どんな内窓をつけるかによっても必要なものは変わってきます。例として木枠、プラスチックダンボールを使った比較的簡単な内窓をご紹介します。
必要な工具
・メジャー、定規
・のこぎり、カッター
・ドライバー
・木工用ボンド
・やすり
・両面テープ
(・はけ)
必要な材料
・木材
・プラスチックダンボール
・ネジ
(・好きな色のペンキ)
内窓を取り付ける際には既存の窓枠にぴったりと収めなければならないため、メジャーや定規を使ってキッチリと寸法を測ることは必須です。そしてその測った寸法に合わせ木材をのこぎりで切断し、荒れてしまった表面をやすりがけし、必要があればペンキで塗装します。あとはネジやボンドを使って組み立て、木枠サイズにカッターで切ったプラスチックダンボールを、両面テープで貼り付けるだけです。
どこで材料を買うのが良い?
内窓設置を考える際には、窓のタイプによって引き戸・観音開き・はめこみ式と選ぶ必要があります。少し手間はかかりますが引き戸や観音開きにしておけば常に開け閉めできますし、普段開閉しない小窓には安価なはめ込み式にする、という方法もあります。方法によって作り方や手間は変わってきますが、使う材料は基本的にホームセンターへ行けば揃えることができます。あるいは最近ではDIYする人へ向けて簡易な内窓キットを販売している会社もあります。これは必要な材料が一式揃っていますし、説明書がついていますので初心者でも安心です。
内窓をつけると断熱効果で結露対策ができるだけでなく、防音効果もあり、頑丈な内窓にすれば防犯対策にもなります。手軽にできるものから手の込んだオシャレなものまでいろいろと方法はありますから、内窓で自分だけのオリジナル空間を目指してみてはいかがでしょうか。