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自宅の減築リノベーション!減築する時にはどんな形にする?

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子どもが無事に両親の元から巣立っていくと、子ども部屋などが不要になっていく可能性があるので減築リノベーションをして両親が過ごしやすい空間にすることもあるかもしれません。自分の趣味を思い切り楽しむことが出来る部屋にしたり、リビングや寝室を広くしてゆったりと暮らすようにしたりと様々な選択肢がありそうです。そこで今回のアンケートでは、どのような減築リノベーションをするのかうかがってみました。

【質問】子供が巣立ってからする減築リノベーション。どんな形にしますか?
【回答数】 リビングや寝室を広くする:37 / 趣味の部屋を作る:54 / ガレージハウスを作る:3 / バルコニーを作る:6

自宅の減築リノベーション!減築する時にはどんな形にする?

趣味に集中したい?減築して趣味が楽しめる部屋を作りたい!

アンケートの結果によると、約半分の人が趣味の部屋を作ると回答していました。

・夫の書斎はあるけれど、私の部屋はないので私の趣味の部屋を作りたい。子供が巣立ったら、すぐ荷物を片付けて私仕様にするつもりです。(40代/女性/専業主婦)
・子供がいるときは、どうしても子供中心の生活になりますので、子供が独立したら、自分の趣味を思いっきり楽しみたいです。でも、子供が使っていた部屋は、そのままにしておきます。(40代/男性/会社役員)
・子供がいなくなったら、子供にとって安全な部屋である必要もないから、趣味重視の部屋にしたい。(30代/女性/会社員)

子どもが巣立つ前までは子どもが安心して暮らせるような生活が主になっている為、子どもが無事に巣立っていったら自分の趣味を思い切り楽しめるような形にしたいようです。子どもがいなくなれば子ども部屋を考慮しなくても良いでしょうから、夫婦ともに趣味が楽しめる部屋があってもいいかもしれません。しかし、子どもが帰省した時などのことを考えて子ども部屋を残す必要性もありそうです。

バルコニーやガレージはもちろん、リビングや寝室も広くしたい?

そして次に多かったのはリビングや寝室を広くしたいというものであり、その次にバルコニーを作る、ガレージハウスを作ると順に回答していました。

・自分達はだんだん歳をとっていくのでくつろぐ空間を少しでも快適にしたいと思う。(30代/女性/専業主婦)
・部屋数を少なくしてその分リビングなどを広くした方が掃除もしやすく、友人を招いてもリビングが広いとゆったりともてなしができ開放感があるから。(40代/女性/パートアルバイト)
・バルコニーを作り、日当たりを良くしてガーデニングや家庭菜園などを楽しみたい。(20代/女性/専業主婦)
・ちょっとした作業ができるように、ガレージハウスを作りたいと思います。(30代/男性/会社員)

子どもが巣立つ時には自分たちが歳を取り始めているかもしれないので、子ども部屋をなくすことでゆったりと過ごせるような空間にしたいのでしょう。また、ガーデニングなどが楽しめるバルコニーを作ったりガレージハウスを作ったりとやりたいことが出来る空間が作れる選択肢がありそうです。自分が快適に過ごす為に広くしたり、家事の手間を少なくしたりと様々な形が出来るのではないでしょうか。

子どもが巣立つ事で余裕が生まれるので様々な減築改装が出来る?

今回のアンケート結果では約半分の人が減築リノベーションをして趣味の部屋を作ると回答していましたが、その他の形にするという人も数多くいることが分かりました。子どもが巣立つことで子ども部屋を残す必要性がなくなる為、その部屋をなくす、他の部屋を広くするなどをする様々な選択肢があると言えます。子どもの部屋を利用して自分の趣味を楽しむ部屋にしたり、リビングや寝室を広くして開放感のある作りにしたりと、両親が快適に生活出来るような自宅にすることが出来るかもしれません。

  ■調査地域:全国
  ■調査対象:年齢不問・男女
  ■調査期間:2015年08月04日~2015年08月18日
  ■有効回答数:100サンプル

住生活コンサルタント 小野 信一住生活コンサルタント 小野 信一

住生活コンサルタント 
小野 信一
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
一般消費者への家づくり情報を発信する「ハウスネットギャラリー」を運営する一方、「欠陥住宅を造らない会」、「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。一般消費者への住まいの相談業務は2500人以上を数えます。
その豊かな実例をもとに“家づくり必勝法”(NHK出版)を発刊。
経済産業省 住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会委員。 日本FP協会会員。

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