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リフォームで失敗しない秘訣10ヶ条

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失敗しないリフォームの秘訣は、リフォームの目的をはっきりさせ、信頼できるリフォーム会社に相談し、施工してもらうことです。

1. 突然の訪問営業には気をつけること

<対処法>
・簡単に家の中にいれないこと
・しっかりとした名刺をもらうこと
・簡単な書類でもその場で署名・捺印しないこと

2. 点検商法、モニター商法、キャンペーン商法には気をつけること

無料で点検後、「このままだと倒壊します」「雨漏りします」「土台が腐っています」と不安を煽り、契約を迫る手口には絶対に乗らないこと
<対処法>・・・知り合いの建築士に直接会って説明していただけますかと話す

モニターとして半額にしますのでと契約を迫る手口には絶対に乗らないこと
<対処法>・・・知り合いの建築士に見積もりを見てもらうので詳細見積りをくださいと話す

期間限定、組数限定での半額キャンペーンというメリット感を煽り、契約を迫る手口には絶対に乗らないこと。
<対処法>・・・知り合いの建築士に見積りを見てもらうので詳細見積りをくださいと話す

3. チラシ、簡単なカタログでの価格で判断しないこと

リフォーム工事は、現存の構造状況、施工状況により価格が大きく異なる。その場でのカタログやチラシの価格を信用してはいけない。後で追加金額を請求される可能性が大。

4. 大幅な値引きに要注意!

モニター、限定~棟のみという意味のない特別な値引きには要注意。見積もりも金額をふかして引くといういい加減な業者が多い。

5. 見積書は、いい業者か悪い業者かを見極める一番の材料

<悪い見積書の見極め方>
・大きな項目しかなく、全てが一式で詳細が不明瞭
・材料と工賃は基本的に別表示
・材料は定価の50%~60%が基本。工賃と合わせても60%~75%が通常。
・現場経費、諸経費がなく会社の利益が隠されている
・別途工事の明記がされていない。もしくはわかりづらいところにある

6. 施工業者を見極めること

<見極め方>
・相手先の事務所を必ず訪問すること
・会社の看板、建設業の業者登録の確認をすること
・経営者もしくはそれに準ずる役職担当者と必ず会うこと
・建設中の現場をみせてもらい、養生、整理等の近隣への配慮を確認すること

7. プランと見積もりは必ず複数の業者から取ること

プランも見積もりも1社だけでは良いプランなのか価格が安いのかわからない。競合させると相手先も警戒し、競争意識が生まれる。

8. 契約書類の確認をすること

契約書、約款、平面図、立面図、各部屋別の仕様・設備が入っている仕上げ表もしくは仕様書、工程表を契約前に必ず確認すること

9. 支払いは決して先払いしないこと

工事内容が1~2週間程度であれば、完成後に後払い。
1ヶ月程度であれば着工後に50%、工事完成後に残り50%が基本。
絶対に着手前に全額入金はしてはいけない。

10. 現場は定期的にチェックすること

自分自身のプロジェクトだという強い意識を持ち、定期的に現場を見に行くこと。施工業者も警戒し、手抜き工事等もしにくくなる。

リフォームで失敗しない秘訣10ヶ条

住生活コンサルタント 小野 信一住生活コンサルタント 小野 信一

住生活コンサルタント 
小野 信一
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
一般消費者への家づくり情報を発信する「ハウスネットギャラリー」を運営する一方、「欠陥住宅を造らない会」、「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。一般消費者への住まいの相談業務は2500人以上を数えます。
その豊かな実例をもとに“家づくり必勝法”(NHK出版)を発刊。
経済産業省 住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会委員。 日本FP協会会員。

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