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失敗しないリフォーム(2)

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失敗しないリフォームの秘訣は、リフォームの目的をはっきりさせ、信頼できるリフォーム会社に相談し、施工してもらうことです。

3. 新築工事より難しいリフォーム工事

全てがゼロの状態からおこなう新築工事と比較して、リフォーム工事は全てにおいてムダをともないます。

リフォームではどんな工事においても既存の素材が存在し、新たな工事金額以外にその素材自体を撤去、処分する費用が余計にかかります。

しかも撤去する際に、その素材が他の素材とつながっている場合、その他の素材の養生費、もしくは補修費も必要となるのです。その上、築年数にもよりますが、構造躯体自体がどのようになっているのか見積り時点では想像の範囲内でしかなく、実態は壊してみないとわからないことも多いのです。

また、住みながら行なえるような簡単なリフォームであればいいのですが、たいていは、仮住まいを必要とするので引越し・仮住まい費用も見ておくことも必要となります。リフォームは、安くて簡単という考えははてはまりません。

4. 安心してまかせられるリフォーム業者を選ぶ

最近、悪徳業者の記事が新聞紙上を賑わしていますが、リフォームの成否は施工会社によって決まります。

なんでも気軽に相談ができ、安心してまかせられるリフォーム会社を選びましょう。リフォーム業を行なう上では建設業の資格等も必要ないため、このリフォームブームに乗じ、たくさんのリフォーム会社が誕生しました。

また新築と違い、リフォーム工事のほとんどが建築確認申請等の行政の認可が必要ありません。「点検商法」「モニター商法」「キャンペーン商法」と称した建築業の経験のない営業マンの強引なセールスに騙されないよう十分に気をつけましょう。

事務所等は必ず訪問し、建設業の業者登録の有無等は必ず確認しましょう。

安心してまかせられるリフォーム業者を選ぶ

住生活コンサルタント 小野 信一住生活コンサルタント 小野 信一

住生活コンサルタント 
小野 信一
ネクスト・アイズ株式会社

『こんな私に少しでも好感をもっていただけたら、あなたのお役に立てるかもしれません。メールやお問い合わせ、是非お待ちしております。』
一般消費者への家づくり情報を発信する「ハウスネットギャラリー」を運営する一方、「欠陥住宅を造らない会」、「ちっちゃな工務店クラブ」事務局も兼務。一般消費者への住まいの相談業務は2500人以上を数えます。
その豊かな実例をもとに“家づくり必勝法”(NHK出版)を発刊。
経済産業省 住宅産業関連ニュービジネス支援策検討委員会委員。 日本FP協会会員。

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