リフォーム東京都中央区日本橋
イトーピアホーム
マンション日本の文化を存分に堪能する家
廊下からリビング・ダイニングに至るまで床を全て畳にした斬新な発想でマンションをスケルトンリフォームした事例。畳はメンテナンスフリーなビニール製を使用。リビングは可動式の間仕切りにすることで、来客時に2部屋に別けられるなど、2人暮らしでも自由の利く間取りとなりました。
部位別ギャラリー
土間を広くとり廊下から畳とすることで落ち着いた雰囲気に
リビング・ダイニングにいたるまですべて畳に
テレビボードの造り付け収納棚は趣味の本をたくさん収納
Before
オープンキッチンは「隠す」「魅せる」収納
お風呂のガラスブロックはリビングにつながる
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お客様の声
子供が独立し、老後を夫婦二人の生活を快適に楽しみたいという願いと、フローリングのひやりとした違和感があまり好きではなかったので、築14年のマンションを全面リフォームしました。
玄関から続く廊下やリビングをすべて畳にすることにより、素足に直接ふれる感触は畳素材のあたたかさ。また、玄関を入るとすぐに漂う和の薫りに、不思議と心が穏やかになります。
リビングは戸袋にすべて収まる可動式間仕切り扉を使用。広いリビングとして使うことができ、お客様がいらした時は部屋を二つに分けて仕切ることもできます。和の空間がとても好きなので自由な発想で和を取り入れたいとお願いした結果、大変満足いくリフォームができました。
担当者の工夫したポイント
お客様からフローリングのヒヤッとした感覚がお嫌いという希望があり、エントランスの廊下からリビング・ダイニングに至るまでフローリングではなく、すべて畳に変えるという斬新な発想でリフォームしました。
素材もお手入れしやすいようにビニール製を使いメンテナンスフリーに。さらに縁がない畳を使用し規則正しく並んだ市松模様の床にすることで全体の統一感を出しています。細かなところにもこだわり、吸気口やエアコン用の配管スリーブなどのある壁の前には、格子を設け目隠しに。それを中心とした壁まわりには日本の建築デザインにも多く用いられるシンメトリーに。左右に柿渋色のスクリーンをあしらうことで高貴な雰囲気を表現しています。夜はそこから漏れてくるやさしい光が心を和ませます。
奥様ご希望のオープンキッチンは〝隠す”と〝魅せる”を上手く取り入れ、キッチン台よりも少し高いカウンター棚をつくったことで、手元の調理機器が見えないようになり、食器やグラスなどもたくさん収納できます。またカウンター奥のダクトの前にはガラスを用いることで視野を塞がず、キッチンとリビングとの隔たりをなくして部屋を広くみせる効果があります。
リノベーションDATA
物件種別 | マンション |
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工事年度 | 2012年 |
所在地 | 東京都北区 |
構造・工法 | RC工法 |
工事期間 | 80日間 |
築年数 | 14年 |
総費用 | 600万円 |
施工規模 | 63m2 |
仮住まい | 有り |
工事内容 | スケルトン/間取り変更 |