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部位別DIYリノベーションのポイント~ 床編

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前回はキッチンのDIYリノベーションについてポイントをまとめました。今回は、床のDIYリノベーションについて。

床のDIYリノベーションは、張り替えを行うのか、重ね張りを行なうのか、床を壊して間取りまで変えるのか、しっかり検討する必要があります。

床のDIYリノベーションは用途に合わせて準備もしっかり行う

床のDIYリノベーションは素材選びは重要

重ね張りや張り替えの場合、どんな素材に張り替えるか検討するのだけではなく、床材がそれぞれの部屋の環境に合っているか確認する必要があります。
たとえば、無垢材フローリングに交換する場合、キッチンや洗面所では無垢材が水分を吸い込み、歪みが出る可能性があります。また、無垢材フローリングは肌触りがよく暖かみのある素材ですが、傷がつきやすいことから、イスを引きずったりテーブルからモノが落ちたりこぼすことが多いダイニングの床を張り替えるにあたっては、それなりの傷がついてしまうことを理解してから張り替える、または家具の引きずりにも耐え、材料費も安価なクッションフロアを選ぶことも検討してみましょう。

なお、既存のフローリングから新しいフローリングに変更する場合は、重ね張り専用に薄い素材のフローリングも販売されています。室内建具がひっかかってしまうといった、室内建具との取り合いに問題がなければ、重ね張り施工も検討してみましょう。床の水平を確認する手間もなくなり、マンションでも管理組合で定められた防音性能も維持したまま、張り替えと比べても施工の手間が減り、かつ部屋の印象もずいぶん変わりますので、室内建具との取り合いに問題がなければ重ね張りはおすすめです。

間取り変更も含めた場合は、事前確認が重要

床を壊して間取りまで変更する場合は、事前にガス管や水道管の位置をしっかり確認しておきましょう。
万が一、ガス管や水道管を破損してしまうと、まちがいなくたいへんな事態に陥ります。場合によっては、ご近所のみなさくにも大きな迷惑をかけてしまうことから、自信がなければDIYリノベーシュンは避けたほうが無難です。

住生活コンサルタント 早坂淳一住生活コンサルタント 早坂淳一

住生活コンサルタント 
早坂淳一
ネクスト・アイズ株式会社

大手百貨店にてクレジットカード事業の立ち上げやポイントカードシステムの運用、全店販促支援システムの運用、売場リニューアルブロジェクトなど、新規事業を中心とした業務に従事。 その後、携帯キャリア店舗改善プロジェクトや不登校児童・生徒活動支援プロジェクト、工務店支援プロジェクトに従事したのち、工務店にて営業を経験し、現在は第三者機関ネクスト・アイズにて、住宅コンサルタントとして活躍中。

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